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GOSPELS OF JUDAS(ゴスペルズ オブ ジュダ)
GOSPELS OF JUDAS(ゴスペルズ オブ ジュダ)は、2012年に氷室京介と親交の深いクリエイター達が集まり、クリエイティヴィティだけを元に、自由に遊びから生まれた音楽をデジタルツールを使ってリスナーに届けたいと考え作ったDiGiTRONiX(デジトロニクス)プロジェクトの一つである。
DiGiTRONiXプロジェクトがスタートした2012年、氷室京介と氷室のレコーディングやライブにギタリスト兼アレンジャーとして、また2017年に発売されたB’Zの楽曲でもアレンジャーとして参加するなど幅広く活躍しているL.A.在住の日本人ギタリストYTことYUKIHIDE TAKIYAMAが中心となり、才能あるアーティストがビジネスライクされた枠にとらわれず、自由に楽曲を創出できるプロジェクトとして、またそういった想いを共有できるアーティスト仲間が参加するプロジェクトチームとしてGOSPELS OF JUDASが誕生。
2012年当時、氷室京介がGOSPELS OF JUDASで参加した楽曲「Bloody Moon」が、セガのPlay Station3用ゲームソフト「龍が如く5 夢、叶えし者」のオープニング・テーマソングとして発表された。
GOSPELS OF JUDASにおいては、氷室京介名義のオリジナル作品では見られない音楽的アプローチがまた違う魅力を引き出しゲームとの世界観とも見事に融合し話題となった。
オフィシャルHP
http://www.gospelsofjudas.com
Twitter
https://twitter.com/GospelsofJudas
Instagram
https://www.instagram.com/goj_gospels_of_judas/
Facebook
https://www.facebook.com/GOSPELSOFJUDAS/
Yukihide YT Takiyama –滝山幸英
カリフォルニア州ロサンゼルス在住のギタリスト。ギターだけでなく、ベーシスト、作曲家、アレンジャーとしても活躍する。ボストンにあるBerklee College of Musicで編曲、オーケストレーションを学んだ後、ロサンゼルスに移住。
J-POPにおいてはKAT-TUNのシングル「Lips」を作曲。ビリー・シーン(ベース)、サイモン・フィリップス(ドラム)とともにギタリストとしてレコーディングにも参加。その他、嵐、KAT-TUNの数々の楽曲にギタリストとして参加している。
また、2010年より氷室京介の楽曲制作に携わるようになり、同氏のアルバム「”B”orderless」では多数の楽曲でギター演奏、編曲で参加。2014年3月からスタートした全国50カ所に及ぶ、氷室京介25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY – NAKED – よりギタリストとしてツアーに参加。
KYOSUKE HIMURO -氷室京介
1960年10月7日生まれ。1981年に布袋寅泰らとバンド「BOØWY」を結成する。1988年、BOØWY解散。1988年ファーストシングル「ANGEL」でソロデビュー。1992年シングル「KISS ME」でミリオンセールスを突破、1993年アルバム「Memories Of Blue」では150万枚を超えるセールスを記録し、ソロアーティストとしてのキャリアを不動のものとする。1997年米国ロサンゼルスに活動拠点を移し、2016年まで楽曲制作、ライブ活動と精力的に活動。現在は聴力悪化の病を癒しながら、無理のないペースで楽曲制作を続けている。
TESSEY -中野哲靖
1972.1.30生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。SMAP、藤井フミヤ、TRF、安室奈美恵など多数のアーティストのマニピュレーターとして、ライブやレコーディングに参加。KYOSUKE HIMURO TOUR 2000 BEAT HAZE ODISSEYより氷室京介のマニピュレーターとしてライブに参加。2002年にはDJ KOOと共にユニット「PHAL」としてマキシシングル「zento with PHAL」を発表。2007年には氷室京介のライブでギタリストを務めるDAITA率いるBINECKS(バイネックス)に加入するなど、精力的な活動を続ける。2012年には「LOVE&GAME REMIX TESSEY NAKANO feat. Steve Stevens」を手がけた。
Charlie Paxson
アメリカ・フィラデルフィア生まれ。バークリー音楽大学への進学と同時にプロ・ドラマーとしてのキャリアをスタート。これまでにリッキー・リー・ジョーンズ、アナスタシアらのライブ/レコーディングをサポート。氷室京介のツアーには、“KYOSUKE HIMURO TOUR 2007〜IN THE MOOD SPECIAL〜”より参加。2016年4月に発表されたオール・キャリア・ベストアルバム「L’EPILOGUE」に収録された新録曲でもプレイしている。
GODBROTHER
2011年、東京で結成。
メンバーはVo. G. B. D. Key. DJの6人だが、全員プロフィール未発表。
“LOVE YOUR ENEMIES, BLESS THEM THAT CURSE YOU~憎きを愛し、自分を傷つける者のために祈れ~”を唯一のコンセプトに、ジャンルにとらわれない自由な音楽制作を展開している。活動では音楽至上主義を貫いており、ライブ以外でのビジュアル露出はない。最新のテクノロジーを駆使し、国境を越えて活動する新世代のロックバンド。
DiGiTRONiXプロジェクト
“DiGiTRONiXプロジェクト”とは、2012年に氷室京介と親交の深いクリエイター達が集まり、「クリエイティヴィティだけを基に自由に遊びから生まれた音楽をデジタルのメソッドを使って創作しリスナーと共有したい」と考えて、氷室京介が中心となってオーガナイズしたプロジェクト。ここでは氷室京介のライブ音源や、親交の深いミュージシャン達の作品、さらには氷室京介がプロデュースした他のアーティストの作品などをリリースする予定。”DiGiTRONiXプロジェクト”発足の動機として、氷室京介は「自由に楽曲を創出する、そういった想いを共有できるアーティスト仲間と作ったプロジェクトで、アーティスト達の音楽の遊び場 “Music Play Ground”として機能してもらえたら」と語っている。
DiGiTRONiX
http://www.himuro.com/digitronix/
GOSPELS OF JUDAS 1st ALBUM「IF」
GOSPELS OF JUDAS の1st ALBUM 「IF」が2018年7月18日にワーナーミュージック・ジャパンよりリリース決定!!
今作はギタリスト&ヴォーカルとしてYTが中心となり制作した楽曲を中心に完成。アルバムタイトル「IF」には「もし宇宙的且つ非現実的な世界が存在したなら」という意味が込められている。骨太なロックサウンドの中に緻密なアレンジとメロディーが、まさにタイトル通りの「IF」という世界に引き込んでくれるアルバムとなっている。
また、ライブ活動休止前に録音した氷室京介のヴォーカル曲も「Bloody Moon」「Play within a Play」の2曲に加えて新たに2曲、計4曲収録。
そして7月にはアルバム発売を記念し、ライブも予定されている。
GOSPELS OF JUDAS 1st ALBUM「IF」
2018年7月18日リリース
価格:¥3,240 (Tax in)
参加アーティスト:YT、氷室京介、TESSEY、Charlie Paxson、GODBROTHER
収録曲
- Nexus 〜Overture〜[instrumental]
- Mystic Beauty [Vo.Kyosuke Himuro]
- Area 51 [Vo.YT]
- Interlude 1[instrumental]
- Pris’ Dream[Vo.YT]
- LIAR 〜世界中の哀しみ集めて〜 [Vo.GODBROTHER]
- Bloody Moon [Vo.Kyosuke Himuro]
- Artificial Selection[instrumental]
- Star Fire [Vo.Kyosuke Himuro]
- Interlude 2[instrumental]
- White Moon [Vo.YT]
- Silent Train [Vo.YT]
- Tears in Rain[Vo.YT]
- RAIN [Vo.GODBROTHER]
- Play within a play [Vo.Kyosuke Himuro]
- Cryin’ with my guitar [Vo.YT]
YTサイン会
開場:代官山 蔦屋書店 3号館 2階
アクセス http://real.tsite.jp/daikanyama/access/
参加メンバー: YT(Gt&Vo)
参加方法:7/18(水)発売(7/17(火)入荷)GOSPELS OF JUDAS「IF」をイベント当日12:00よりご購入いただきました方に先着でサイン会参加券を差し上げます。
対象商品:2018/7/18 Release(7/17(火)入荷)GOSPELS OF JUDAS「IF」(WPCL-12894)¥3,240(tax,in)■注意事項
※サインは当日ご購入いただきましたCD「IF」のCDジャケットまたはブックレットへ書かせて頂きます、ご参加の際には必ずCDのブックレットと参加券をご持参下さい。尚、サインペンはこちらで御用意させて頂きます。
※サイン会参加券は先着順配布となり、予定枚数に達し次第配布を終了させていただきます。
※サイン会は列が途切れ次第終了とさせて頂きます。必ず、サイン会参加券に記載の集合時間へご集合をお願いいたします。
※参加券はいかなる場合(紛失・焼失・破損等)でも再発行致しません。
※ご購入後の返金、および、商品変更・返品は一切できません。商品の不良があった場合、返金ではなく良品との交換になります。
※イベントの写真動画撮影・録音は禁止とさせて頂きます。
※スタッフの誘導や指示にしたがってご整列等をお願いいたします。スタッフの指示に反する行為があった場合には、参加をお断りする事も御座います。
※会場内にロッカーやクロークはございません。手荷物の管理は自己責任にてお願い致します。
※会場周辺での徹夜等の行為は、固くお断りしております。
※店内での飲食は禁止となっております。
※都合によりイベントの内容変更や中止がある場合がございます。あらかじめご了承ください。
※進行上係員がお客様の肩や腕などに触れて誘導する場合があります。またお客様、アーティストの安全上、手荷物確認をさせていただく場合がありますのでご理解、ご協力をお願いします。
【イベントの主催・内容に関するお問い合わせ】
(株)ワーナーミュージック・ジャパン カスタマー・サービス・センター
お問い合わせフォーム https://wmg.jp/inquiry.phpTEL:03-6372-0999 (代) (受付時間 10:00-18:00 土日祝日弊社休業日除く)
GOSPELS OF JUDAS LIVE 2018 -IF-
2018年7月15日(日)青山 FUTURE SEVEN
2018年7月18日(水)新代田 LIVE HOUSE FEVER
2018年9月2日(日)青山 FUTURE SEVEN
2018年9月8日(土)心斎橋VARON
KJインプレッション
2012年にスタートしたDiGiTRONiX(デジトロニクス)プロジェクト。その中心となったのが氷室本人曰く「氷室京介という枠に囚われず、自由に楽曲を創出する、そういった想いを共有できるアーティスト仲間と作ったプロジェクト」GOSPELS OF JUDAS。
既に発表されている「Play within a play」と「Bloody Moon」の2曲では、ヘビーなロックサウンドとデジタルなアレンジを融合させた楽曲と、BOØWY時代から非常に高く評価されていたファルセットの魅力を存分に発揮させたヴォーカルが、本人名義のオリジナル作品には無い、前者は妖艶、後者は耽美的な世界観を醸し出している。
それは本人の言葉通り「氷室京介という枠に囚われない」で、自身の可能性に挑戦するため、実験台として捧げて自らを捧げているかのようなプロジェクトに感じられ、これからの氷室京介の進化を期待せずにはいられなかった。
しかし…氷室京介の聴覚を蝕む病は、始まる筈だった壮大な未来を無情にも奪い去ってしまった。
氷室京介の心身が限界に達し、ステージを降りる決断を下してからも、このプロジェクトを「友達との約束」として続ける意欲を口にはしていた。ただ、本当に陽の目を見ることになるかどうか、確信は持てないでいた。
ソロデビュー30周年を控えて「KYOSUKE HIMURO THE 30th Anniversary Fan Meeting “REVOLVER”」の開催がアナウンスされるも、ファンクラブ会報「KING SWING」では「氷室本人の活動予定は無い」と記されるなど、静かな1年になると思われた矢先。
まさかのGOSPELS OF JUDAS 1stアルバムリリースの報である。
どうやら実質的に「YTのアルバム」という性質の強いパッケージのようではある。オフィシャルサイトによるGOSPELS OF JUDASの解説も「氷室京介のユニット」という旗は完全に降ろしている。
けれども、間違いなく1つだけ言えるのは「氷室京介もYTも意図的にこのタイミングのリリースとした筈」ということだ。
氷室京介が自身のヴォーカルをYTに託すと共に、おそらく楽曲制作面でもメンタリティとテクニカルの両面でYTへの協力を惜しまなかっただろう。YTもまた、氷室京介のファンへの想いを汲みとってこのタイミングをターゲットに作品を纏め上げてくれたことだろう。
リリースが記念日よりもやや早いことに関しては、氷室京介の意図を感じる。自身のファンに対するプレゼントという意味を込めつつも、氷室京介のネームバリューを利用してYTやGODBROTHERを前面に押し出す機会にしたいといった意図である。氷室京介らしい優しさが、そこにはあるのだと思う。
氷室京介ファンにとっては、未発表のヴォーカルが聴けるというだけで絶対に「買い」だろう。YTが提示してくれるであろう「氷室京介の未来だった筈の楽曲」は非常に興味深いものだ。
そして、作品に対する評価からYTやGODBROTHERが知名度やチャンスを獲得していってくれることを期待している。そうなれば、氷室京介は心残り無く自身の楽曲と向かい合うことができる筈だから。
今からリリースが楽しみで仕方ない。
氷室京介のアーティストイメージとは異なる挑戦的で実験的な楽曲に、当時のKJは次の展開を夢想して期待に胸を膨らませていました。しかし、それから氷室京介の聴力悪化による卒業宣言、そしてライブ活動無期限休止へと向かい、このプロジェクトは完全に宙に浮いた形となって、自然消滅的に霧散してしまったかに見えていました。
ところが2018年7月21日に迎えるソロデビュー30周年というアニバーサリーイヤーの前祝いかの如く、突如としてアナウンスされた1stアルバムリリースのアナウンス。未発表ヴォーカル曲はファンにとって最高のプレゼントになりますね!