『まだ結婚できない男』10月8日スタート!最新情報!

KJ
平成の最後に吉報!あの男が再び帰ってきます!

『結婚できない男』10月期に続編放送決定!

このドラマは自分にとって、人生トップ10に数えられるほど大好きな作品です。

キャラクター設定とキャスティングが絶妙な味を出しているこのドラマ。13年の月日を経た続編がどうなるのか、今から本当に楽しみです!

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2019.02.11

目次はこちら

結婚できない男

神様がこの世に男と女を創り、悪魔がそれを夫婦にする…。 ”恋愛も結婚も自分には必要ない!”と言いつつも、心の底では寂しさを感じながら自分のライフスタイルを貫いていた偏屈な主人公・桑野信介。ある出会いを通じて、自分にとってどんな結婚が幸せなのかを模索していく姿を切なくもコミカルに描く。

あらすじ

神様はこの世に男と女をお創りになった。悪魔がそれを夫婦にする…。
社会の成熟に伴い晩婚化が進み、独身者が多くなっています。昔なら40歳を過ぎて独身だと変な目で見られましたが、今ではごく普通のこと。これは単に結婚だけの問題にとどまらず、少子化や、女性の進出による職場の変化などとも大きく関わっており、全ての日本人の関心事といっても過言ではありません。

このドラマは、独身だった主人公が結婚するまでを描く物語。ただし、結婚したい男が結婚というゴールにたどり着くという平凡な話ではありません。むしろ主人公は結婚なんかしたくないと思っているのです。

主人公・桑野信介は腕のいい建築家。その能力は評価され、仕事も多く人並み以上の収入を稼いでいます。しかし性格的には偏屈で独善的、そして皮肉屋。パッと見、女性を引きつけるものを持っているのですが、実際に付き合ってみると、女性は彼のキャラに辟易し、すぐに彼の元を去ってしまいます。
そんなことが何度も続くうちに信介は自分には恋愛も結婚も必要ないと思うようになり、持ち前の論理性で、恋愛や結婚の無意味さについて理論武装し、ことあるごとにその主張を繰り返します。ますます彼に寄りつく女性は少なくなり、彼は心の底で寂しさを感じつつ、表面はこれでいいんだという態度を貫き、どんどん彼の偏屈なキャラに磨きがかかっていきます。

ところが、そんな彼が一人の女性と出会います。この女性・早坂夏美は、それまで信介が会ったことのない、ある種の強さを持った女性です。信介のキャラと向き合っても、夏美は彼をすぐに否定はせず、かといって肯定もせず淡々と向き合う。信介は女性とのそんな関わり方は初めてで、戸惑います。そしてそれほど時間を経ずして彼女のことが気になって仕方がなくなります。しかし彼は素直にその気持ちを表現は出来ません。
それがきっかけとなって、膠着(こうちゃく)していた信介の人間関係がにぎやかに。

さらに数人の男女が関わり、恋愛模様が展開されます。信介の前にも、他の女性たちが現れます。そんな中で、信介と周囲の男女は、結婚とは何か、自分にとってどんな結婚が幸せなのかを模索していくことになります。そして信介を中心とした恋愛模様が展開していくというだけでなく、最終回に信介は結婚をします。しかしその相手が夏美なのか、それとも他の女性なのかは、視聴者にとって予想がつかない。登場人物のどの女性も、信介と結婚するかもしれないように見えてきます。視聴者は、「きっと、あの人と結婚するんだ」「いや、あの人かも」と思いながら、このドラマを楽しんでいくことになるのです。

1. 一人が好きで悪いか!!

とあるマンションのキッチン。男の手がステーキを焼いている。スパイスの使い方や肉のフランベ。決して器用ではないが、ある種の美意識を感じさせる一連の動作。男は建築家・桑野信介(阿部寛)。出来上がった料理を一口ずつ満足げに味わっていると携帯電話が鳴った。信介の事務所の助手・英治(塚本高史)が、今夜のパーティーを忘れていることを知らせてきたのだ。「古代ローマ人のパーティーってのは寝そべって、手づかみで食ってたらしいぞ。知ってるか」と話題を変えようとする信介。結局、信介はパーティーに顔を出したものの、出席者の女性にウンチクを散々語って避けられてしまった。「キャラ考え直さないと、孤独になりますよ」と英治に言われた信介は「一人が好きなんだ、悪いか!」と居直るのだった。

後日、住宅プロデュース会社の摩耶(高島礼子)は、信介が手がけた建築途中の家に客を案内するが、ここでも信介の偏屈ぶりが原因で商談不成立。摩耶と英治は人当たりの悪い信介に呆れながらも、一方で、信介が手がける家族のぬくもりが感じられるキッチン中心の家作りを尊敬している。

その夜、信介は自分で作ったオムレツで食事をしていると、隣の部屋からカップルのイチャつき声が聞こえてきた。気分を害した信介は聴いていたクラシックのボリュームを上げて『してやったり!』の表情を浮かべるが、とたん腹痛に襲われる。一方、「また!」とカチンと来て壁を見上げたのは隣に住んでいるOL・田村みちる(国仲涼子)。愛犬との癒しの時間を度々邪魔されていたみちるは怒り心頭。『今日こそは!』と信介の部屋の前に立ちはだかるが、音楽が終わって中からうめき声が聞こえてきた。行きがかり上、みちるが救急車で運ばれる信介に付き添うことに。

信介は大学時代の友人・中川(尾美としのり)が副院長を務める中川医院に運ばれるものの、当の中川は留守。美人な当直医・早坂夏美(夏川結衣)はぶっきら棒な態度の信介にも顔色1つ変えずにテキパキと問診を終えると、「じゃズボンと下着、取って下さい」と一言。夏美が手に持つ怪しげな金属の物体を目にした信介はおずおずと「なんか、もう治ったかな…」と言い出す。「私は医者です。恥ずかしがることはないんですよ」と夏美に諭されても、「そういう意味じゃなくて…。とにかくもう治りました」と診察を拒否。結局その日は夏美の提案で検査入院することになる。

翌日、すっかり調子を取り戻した信介は勝手に退院を決め込むと、病院の外で電話中の夏美に声をかけそびれ、夏美がお見合いを断ったことを聞いてしまう。思わず「結婚でお悩みのところ失礼」と声をかけてしまう信介。ムカッとしながらも医者の顔に戻る夏美。「もう若くないんですよ」と言う夏美に、「最近、何かトシを感じることでもあったんですか?」と不敵な笑みを浮かべた信介は、自分の下腹部を抑えて「俺の直腸ポリープは用がないと言っています」と言い放つと、その場を立ち去った。

数日後の夜、中川とバーで落ち合った信介はふと、今日が自分の40歳の誕生日だと思い出す。中川と別れて部屋で1人、コンビニで買ったバースデーケーキを食べながら仕事をしていると、みちるの様子がおかしいと同僚・千鶴(SHEILA)がやって来た。信介は「何で俺が…」と言いながらも、ベランダ伝いにみちるの部屋に様子を見に行くと、部屋の中で倒れているみちるを発見。今度は信介がみちるに付き添って救急車に乗り込むことになり…。

2. 好きなものを食って悪いか!!

術後経過のために病院を訪れた桑野信介(阿部寛)は、女医の早坂夏美(夏川結衣)から、成人病防止のための食事制限を勧められてウンザリ。「食べたい時に食べたいものを食べる。それで早死にしたって本望ですよ」と減らず口を叩き、逆に夏美から「そんなこと言ったら悲しむ人が…いないんでしたね」と痛い一撃を食らってしまう。

沢崎摩耶(高島礼子)の発案で、信介の全快祝いをすることになり、焼肉をリクエストする信介。だが、村上英治(塚本高史)の都合が悪くなり、この日は延期。実はその夜、英治は田村みちる(国仲涼子)とデートの約束をしていたのだ。信介は仕方なく、中川(尾美としのり)の誘いで、中川家に夕食を食べに行くのだが、ヘルシーな食事の数々に辟易。しかも、妹・圭子(三浦理恵子)が結婚相手に「早坂先生はどうなの?」と言い出したことから、母・育代(草笛光子)が「その方、おいくつなの?」と興味津々になり、すっかり居心地が悪くなってしまう。

翌日、前に信介の押していた設計案が急に決まり、進めることになった。すでに修正作業を終えている信介は英治に設計図を手渡し、驚かせる。それを見た摩耶は「さすが」と一言。満更でもない信介だったが、今日も摩耶の都合が悪く焼肉はお預け。その夜、焼肉を2回もお預けさせられた信介は我慢できずについに1人、焼肉屋に足を向けていた。一方、マンガ喫茶では夏美とみちるが顔を合わせ、成り行きでラーメン屋に行くことになった。夏美はみちるに、かつて結婚しようと思っていた相手がいたことを話しながら、自分が恋愛から遠のいてしまった理由を考えあぐねる。その帰り道、夏美とみちるは『一人焼肉』を楽しむ信介の姿を目撃し、言葉を失うのだった。

次の日、建築現場での仕事中、腕を怪我した信介は再び中川病院へ。信介に付き添って来た摩耶と、通りかかった夏美が顔を合わせることに。夏美を見て信介に「こちら例の?」と尋ねると、「桑野がお世話になりまして、ありがとうございました」と挨拶。摩耶が慣れた様子で信介の胸ポケットから財布を取り出し、会計に行く様子を見た夏美は「ああいう人がいるなら、ちゃんと栄養バランスのいい食事を作ってもらって下さい。心配して損しました」と言い放つ。意味の分からない信介。一方摩耶にも、「思ったよりきれいな人だった。あの人にお尻をねえ…」と言われ、何も言えない。

英治に荷物持ちをさせてマンションに戻ってきた信介は、廊下でみちると夏美と鉢合わせ。「2人で食事作って食べようっていう話しになって…」というみちるに英治も仲間に入れてもらうことに。1人、部屋に戻った信介だったが、思い通りに手が動かない。料理を作るのを諦め、空腹でイライラしていると、英治から「こっち来ませんか?」と誘いの電話がかかってきた。みちるの部屋に合流した信介だったが…。

3. 好きにお金を使って悪いか!!

ある夜、ビデオ店で夏美(夏川結衣)に遭遇した信介(阿部寛)は、その帰り道、夏美が不動産屋の前でマンションの物件を物色しているところを目撃する。信介に「2LDKか。独身のままでもいいし、万が一結婚しても一緒に住める」と言われた夏美は「万が一ってどういう意味でしょうか」と言い返す。

次の日、育代(草笛光子)が夏美の診察を受けにやって来た。実は圭子(三浦理恵子)に「早坂先生はどうなの?」と言われて以来、夏美のことが気になり、偵察にやって来たのだ。夏美を気に入った育代は、「あの子、私に似てシャイなものですから、なかなかいいご縁がなくて…」と言うと、信介が載っている雑誌の切り抜きなどで散々信介のことを宣伝すると、2人が会う機会を作るためにわざと扇子を置き忘れて帰ってしまう。

一方、叔父が払ってくれていると思い込んでいたマンションの修繕積み立て費を滞納したみちる(国仲涼子)は窮地に立たされていた。マンションのエレベーター前で偶然一緒になった信介にみちるは愚痴をこぼしてしまう。そんな中、みちるは英治(塚本高史)に頼まれて、摩耶(高島礼子)の部下で英治の恋人、沙織(さくら)と会うことになった。沙織の誤解は解けたものの、英治はいつもと様子が違うみちるのことが気になってしまう。

その頃、信介と夏美も喫茶店で落ち合っていた。だが、夏美が肝心の扇子を持って来るのを忘れてしまった。せっかくだからお茶でも…という夏美に、育代の作戦に気づいている信介は「ここでお茶飲むとオフクロの作戦通りなんで」と言い放ち、さっさと帰ってしまう。夏美が呆然と信介を見送っていると、みちるから電話がかかってきて2人は落ち合うことに。買い物を楽しんでいると、帽子店に信介がいた。しばらく観察していると、信介はありえないセンスの帽子を次々と試着。「うわあ、ジジくさ~」と顔をしかめるみちると夏美。さらに怪し気な帽子をかぶる信介に「それじゃあ、まるで犯罪者だって」と盛り上がる2人。まさかと思っていると、その中の1つを買い、2人は唖然。何も知らない信介は満足げにレジで1万5000円も支払っていた。

信介は仕事に戻り、当初、予算のかねあいで渋っていたクライアントの設計プランを、自分の設計哲学は曲げず、コストを減らす案を考え出した。その連絡を受けて上機嫌の摩耶は、とあるマンションのモデルルームを見学している夏美と遭遇。マンションを買うべきか迷っている夏美に、摩耶は信介の手がけた家の写真を見せ、彼の意外な家へのこだわりを聞かせるのだった。

一方、中川家での夕食後、1人でバーに立ち寄った信介は、帰り道、スナックからホステスらしい格好をしたみちるが出て来るところを目撃して…。

4. 休日を一人で過ごして悪いか!!

いつものように出勤準備をしている信介(阿部寛)は、玄関を出たところで愛犬・ケンを散歩させていたみちる(国仲涼子)に「休日出勤ですか?」と声をかけられた。信介は部屋に戻って土曜日だということに気づく。一気にテンションが下がり、手持ち無沙汰な感じになる休日。

一方、夏美(夏川結衣)は、看護師たちに「先生は休みの日、何してるんですか?」と聞かれ、「家で本読んで…、買い物行って…、その帰りにパチンコして…あと最近ハマッているのは岩盤浴ね」と答え、「1人で出来ることばっかりじゃないですか」と言われてしまう。

次の日曜、お腹の調子が悪い信介が夏美の診察を受けていると、花火大会の詳細が机に置かれているのに気づく。「仕事が終われば行こうと思ってます」という夏美に、信介は腹痛も忘れて花火について熱く語り、夏美を呆れさせる。

事務所に戻った信介が仕事をしていると、差し入れを持って摩耶(高島礼子)がやって来た。摩耶は「いい仕事をするためには外に出ることも必要よ」と言うと、信介のカレンダーに書き入れられた印が何の意味なのか聞くが、信介は「秘密」と言って教えない。

一方、信介からもらったチケットで遊園地にやって来たみちると千鶴(SHEILA)は、偶然、英治(塚本高史)と沙織(さくら)に出くわし、気まずい空気の中、4人で観覧車に乗ることに。

仕事を早めに切り上げた信介は、はとバスツアーで「寅さんの故郷柴又と下町の旅」に参加すると、偶然にも1人参加していた夏美の隣の席になってしまった。他の参加者から夫婦と勘違いされ、何となく居心地の悪い2人。一生懸命ツアー客を盛り上げようとする新人ガイドを無視して、他の参加者にマメ知識を披露する信介に夏美がヤキモキしていると、ついにガイドが泣き出してしまった。「少しは気を遣ってあげなさいよ」と夏美に怒られても意味が分からない信介は「また説教か」と憮然。他の参加者たちに「夫婦ゲンカしないで」と慰められ、思わず「夫婦じゃありません!」と声を荒げてしまった夏美。信介に「ボクは自己啓発の一環で乗ったんです。あなたは単に1人寂しく乗ったんでしょ」と言われ、怒りでこみ上げてきた涙を堪えながら、その場を去るのだった。

後日、信介は病気を口実に夏美に会うために病院にやって来たが…。

5. 家に人を入れないで悪いか!!

リビングを掃除している信介(阿部寛)。書類整理、ゴミの分別も手際よくこなし、信介はチリ1つない部屋に満足げな様子。信介にとってはこれが当たり前の光景。

ある日、夏美(夏川結衣)が看護師たちに「家事ってすごく面倒。私もヨメが欲しい」とボヤいていると、「ちょっと頭痛がしまして…」と信介がやってきた。「軽い症状なら、しばらく様子を見るとか、市販の薬飲むとか。あなたみたいな人がいるせいで医者が忙しすぎるんです」と夏美にたしなめられた信介は「家事が嫌いか…。結婚する上でハンデだな」と独り言のように皮肉を言う。

信介の事務所では、摩耶(高島礼子)が新しい仕事の依頼を持ってきた。「スケジュール的に難しいですよ。今やってる仕事も山場だし」と躊躇する英治(塚本高史)を、「売り上げアップで給料もアップ」という甘い言葉で釣る信介。結局新しい依頼も引き受けて、仕事に追われる日が何日か続いた夜、翌朝までに英治に渡さないといけない仕事が残っているのに、信介はキッチンのちょっとした汚れが気になってしまう。無心でキッチンを掃除したり、BGMを選びまくったり、時間がなくなる中、みちる(国仲涼子)の部屋に遊びに来ている夏美から夕食のおすそ分けの電話がかかってきた。部屋に持って行くという夏美に「帰りに寿司を買って来たんだ」とウソをついた信介は、結局、一人、素麺をすするのだった。

1つの工程が終わったものの、息つく暇もなく次の仕事に取り掛かる信介は、ついに過労から倒れてしまうのだった。信介が目を覚ますと病室には英治の他、中川(尾美としのり)や圭子(三浦理恵子)たちも心配して来ていた。「2、3日は安静にするように」と言う中川に、「仕事再開しないと」と起き上がろうとする信介。しかし英治は摩耶に事情を話して、他の建築家にピンチヒッターを頼んでしまっていた。それを知った信介は英治と口論になり、病室から英治を追い出してしまう。病室を飛び出した英治は、夜、みちると千鶴(SHEILA)相手にヤケ酒を飲みながらも、ついつい信介を尊敬している話になってしまい、みちると千鶴は呆れるのだった。

一方、見舞いにやって来た摩耶から、仕事を断ったクライアントの奥さんが、これまで家事を楽しいと思ったことがなかったから、信介の作るキッチンを楽しみにしていたと聞かされた信介は…。

6. 融通きかなくて悪いか!!

いつものビデオショップ。目当てのDVDが、長期間貸し出し中なことに釈然としない信介(阿部寛)は、タイミングの悪さに憮然としていた。ついつい返却されてきたDVDも目で追ってしまい、客から怪しまれることに。

ある日、信介たちが新築現場で打ち合わせをしていると、隣のマンションに住んでいる八木(乃木涼介)という男性が「ベランダにこれが飛んで来たもので」とおがくずを持ってやって来た。「ああいうのをクレーマーって言うのか?」と英治(塚本高史)に話していると、その言葉を偶然八木に聞かれてしまう。「謝れ」という棟梁(不破万作)と信介は掴み合いになり、止めに入った八木の顔に、間違って信介の手が当たって状況はさらに悪くなってしまう。見かねた摩耶(高島礼子)は、八木がオーナーを務めるお好み焼き屋まで、お詫びに行くようにと念を押す。摩耶からの言いつけをどうしようかと思い悩んだ信介は、急な胃痛に襲われる。いつものように中川病院に診察に行ったところ、八木も夏美の患者だと知ることになる。それを知った信介は、お好み焼き屋へ夏美を誘う。八木の店にやって来た信介と何も知らない夏美。夏美にお好み焼きを焼くのを任せたものの、ついつい、いつものウンチクを連発。すっかり自信をなくした夏美に、信介は「出来ないなら、最初からそう言って下さい」と言うと、手慣れた様子でお好み焼きの形を整えてみせるのだった。そうして焼き上がったお好み焼きを食べていると、夏美に気づいた八木がやって来た。モジモジとしながらも結局、「申し訳ありませんでした」と頭を下げる信介。その帰り道、「要するに、1人で謝りに行くのが嫌で、私を誘ったんですね」という夏美に信介は応戦し、また口論になる。信介は、「たとえ常識から外れても自分を貫き通すことに価値があると思いますね」と持論を言い放つ。

信介が八木に謝りに行ったことを知った摩耶は「ご褒美に新しい仕事」と有名なイラストレーター・結城(白井晃)の新築工事依頼を持って来た。新築にあたって顔合わせパーティーが開かれることになり、摩耶から女性を連れてくるように言い渡されてしまう。みちる(国仲涼子)を誘ってパーティーに出席した信介だが、結城の作品が趣味ではない上に、家に対するスタンスの違いに触れ、仕事のモチベーションは下がり気味。いざ作業に入るものの、いまひとつ気乗りしない。

そんなある夜、マンション前で愛犬・ケンちゃんを散歩させていたみちると鉢合わせした信介は、みちるが結城のパーティーに出席して以来、しつこくメールで言い寄られていることを知り、我慢の限界に達し、仕事を降りると言い出す。

7. 親戚づきあいが嫌いで悪いか!!

信介(阿部寛)の部屋。慣れないネクタイを締めようとしながら悩む信介。悪戦苦闘の末、どうにか家を出ると、散歩に出てきたみちる(国仲涼子)に「法事なのにそのネクタイは…」と言われてしまう。法事の席で親戚に結婚していないことを散々突っ込まれた信介は「会う度に同じこと言ってるよ。あの連中」とゲンナリ。

ある日、夏バテ気味の信介が夏美(夏川結衣)の診察を終え、ロビーで座っていた。すると信介の隣に座っている男性が、夏美を目撃するなり、急に立ち上がる。なんとそれは夏美の父・康雄(竜雷太)であった。「話しがあって来た」という康雄に、夏美は横にいた信介を「検査の結果にちょっと問題がありまして」と強引に連れ出し、逃げてしまう。その夜も、「どうせお見合いの話に決まっているの」と文句を言いながらみちるの家に押しかける夏美だった。

一方、夜のコンビニでは、信介と康雄が再び鉢合わせ。ビールを買おうとする信介に「病人が酒を飲むのを見過ごすわけにはいかない」と言う康雄。信介は一旦、諦めたものの、自動販売機でビールを買おうとしたところを再び康雄に咎められ、「病気っていうのはウソです。あなたの娘さんに調子を合わせただけです」と真相を明かした。そんな信介は、行きがかり上、2人の橋渡しをする羽目になってしまう。

後日、信介から急に呼び出された夏美は、信介の後ろに隠れていた康雄を発見して呆然となる。「何で父親の話を聞けないんだ」という康雄と、ぶっきらぼうな態度をとる夏美。2人は喧嘩になり、夏美は店を出て行ってしまう。結局、肝心な話ができなかった康雄は、その夜、コンビニで再び顔を合わせた信介に、自分が上京して来た本当の理由を打ち明けるのだった。

ある夜、夏美、みちる、英治(塚本高史)がビアガーデンで飲んでいると、たまたま1人で来ている信介を発見。信介を同じテーブルに呼び出した夏美は「お見合い話に決まっている」と康雄の話をぶり返す。しかし康雄の上京理由を知っている信介は「違うな」と一言。

8. 犬がキライで悪いか!!

拡大鏡を覗き込み、信介(阿部寛)が真剣な表情で模型を作っている。細心の注意を払いながらペイントし、完成したものを満足げに見ると、ある部品がなくなっていることに気がつく。辺りを探すが見当たらず、相変わらずとひとり言をつぶやく日々。

ある日のこと、腹痛で中川病院に行ったみちる(国仲涼子)は夏美(夏川結衣)に急性虫垂炎と診断され、手術入院することになってしまう。みちるの愛犬・ケンを預かることになった英治(塚本高史)だが、恋人の沙織(さくら)に「私と犬とどっちを選ぶの」と言われ、険悪ムードに。困り果てた英治に、ケンの世話を頼まれた信介は「ありえない」と断るが、英治に付き添ってきた夏美に「二度と私のところに診察、受けに来ないで下さいね」と言われて動揺する。結局、信介は「犬にお愛想はしません、エサやって、散歩させるだけです」と、渋々承諾。信介は、ケンを自分の部屋に入れたものの、ケンが室内を動き回らないように紐でくくりつけるのだった。

一方、手術直前にケンが心配で英治に電話しようとしたみちるは、ケンが信介に預けられていることを知らされ、不安いっぱいの表情を浮かべながら手術室に消えて行くのだった。

仕事中にも関わらず、信介と英治はパソコンの遠隔操作で信介の部屋にいるケンの様子をチェック。すると、ケンが紐を外し信介の部屋をウロウロし始めた。部屋はゴミが散乱し、クライアントとの打ち合わせどころではなくなる信介。一方、不安そうなみちるを見た夏美は、「やっぱり私が預かります」と信介に電話をする。しかし仕事に身が入らない信介を見かねた摩耶(高島礼子)が、すでにケンを引き受けることになっていた。「仕事に集中して欲しかったのよ」という摩耶だが、実は子供のころからの犬恐怖症で、結局、預かることはできず。

信介はケンをさらに厳重に紐でくくりつけると、「今度、イタズラしたら保健所行きだ」と念を押し、大切な模型を高い場所に移動させるのだった。

夜、信介がマンションに戻ると、玄関でケンが出迎えていた。「何かやったな」と部屋を見回すが、中はキレイなまま。出迎えてくれていたことがきっかけとなり、散歩中に通る大型犬のやり過ごし方やボール投げなどで、次第にケンとのふれあいが楽しくなり始める信介。夏美が心配して預かると言っても「こいつを研究したくなりました」と信介は申し出を断る。だが、その矢先、部屋に飾っていた大切な模型が床に落ちて壊れてしまう。「これは触るなって言ったろ!」と側にいたケンを叱りつけた信介は、「愛想が尽きました」と言って夏美にケンを預けるのだった。

しかし数日後、部屋にいた信介は、模型を置いていた場所が、ふとした拍子で簡単に物が落ちることに気づく。信介は、ケンと散歩中の夏美に電話したが、その最中、ケンがいなくなってしまい…。

9. 彼女ができて悪いか!

スポーツジムで体を鍛える信介(阿部寛)。マシンが並ぶ順番に使っていく信介だが、次のマシンを使おうとすると、一瞬早く別の男性が来て使い始めてしまう。そのまま嫌みっぽく前に立つ信介、それが気になる男性は結局、途中でやめるのだった。

その後、中川病院の診察室には脱水症状になった信介がいた。「肉体美を追及しているんです」という信介に呆れる夏美(夏川結衣)。夏美の診察が終わった信介は、中川(尾美としのり)に捕まえられ、喫茶店へ無理やり連れていかれる。するとそこには中川の知り合いの若い女性・長沢由紀(三津谷葉子)が待っていた。信介は、ひょんなことから圭子(三浦理恵子)の前で、由紀と付き合っていることにされてしまう。さらに由紀の車で仕事場に送ってもらった信介を沙織(さくら)が偶然目撃。「あなた、女はいらないって主義じゃなかったの?」という摩耶(高島礼子)に、「俺は結婚なんかしないと言っただけだ」と答える信介。摩耶たちは信介に彼女ができたと信じ込んでしまう。また一方で英治(塚本高史)に教えてもらったみちる(国仲涼子)は、「私が確かめる」と意気込むのだった。

夜、コンビニで買い物を済ませた信介は、みちるの愛犬・ケンと遭遇。見つめ合い、信介がケンに近づこうとすると、みちるが店から出て来たのに気がつき、信介は立ち去る。ケンの視線の先から信介を見つけたみちるが「彼女できたんですか?」と聞いていると、由紀がマンションの前で信介を待っていた。

数日後の日曜日。いつになく気合を入れて洋服を選んだ信介は由紀とオープンカフェにいた。実はしつこい元彼に信介を新しい彼氏として見せ付けたいという由紀の頼みに、信介が付き合ったのだ。そんな2人のやり取りを偶然、夏美とみちるが目撃していた。結局、元彼は怖気づいて姿を現さなかったものの、「じゃ、元気で」と言った信介は、「ヘンなの。もう会わないみたい」という由紀の言葉に内心ドキッとするのだった。その夜、信介の元に由紀から「また会いません? 電話下さい」というメールが来た。メールに使われていたハートの絵文字に戸惑う信介。

次の日の夜、ビデオ店にいた信介が「どうして電話くれないの」という由紀からの催促のメールに困惑していると、夏美がやって来た。由紀のことを「ちょっと歳が離れ過ぎません?」と言われた信介は「男は女性がどんなに年下でもOKなんです」と返すと、夏美に「いい相手見つけたら、何かお祝いしますよ」と皮肉を言うのだった。部屋に戻った信介は、携帯電話をしばらく睨みつけると、意を決して由紀に電話をかけた。後日、テーマパークで様々なアトラクションを楽しむ信介と由紀の姿が…。

一方、信介に彼女ができたと信じきった夏美は…。

10. 女ごころがわからなくて悪いか!!

ある日のこと、現場で棟梁(不破万作)とつかみ合いになった信介(阿部寛)。いつものように摩耶(高島礼子)が棟梁をなだめて事なきを得るが、「沢崎さんがいなくなったらどうするんですか?」という英治(塚本高史)に「そんな仮定の質問に答えても意味がない」と言い放つ。だが、摩耶には大手のハウジングメーカーから引き抜き話が来ていたのだ。それを知った信介は、夏美(夏川結衣)とみちる(国仲涼子)とビアガーデンにいた摩耶の元に姿を現すが、お祝いムードの女性陣を前に、結局何も言えず終い。

後日、中川病院に立ちくらみを理由に診察にやってきた信介。信介が摩耶を引き止めたいことを肌で感じ取った夏美だが、その理由とは設計に専念するためのトラブル処理。呆れる夏美に信介は「設計の仕事に専念するために分業体制を敷いているんです。トラブルの処理くらい、やろうと思えば出来るんです」と豪語する。だが、摩耶の祖母が亡くなってしまう。急遽、摩耶抜きで新しいクライアントの夫妻と打ち合わせをするが、信介の一言で夫婦の溝を深めてしまい、打ち合わせどころではなくなってしまう。

夜、みちるが愛犬・ケンを散歩して帰って来ると育代(草笛光子)がマンションの前で信介を待っていた。みちるは信介の嫁探しに精を出す育代に、摩耶のことを推薦する。育代は、みちるの部屋にいる自分の姿に仰天する信介に、持って来た包みを防犯壁の下から差し出すと、みちるに「もう少し詳しいこと聞いていい?」と部屋の奥に消えていってしまった。

摩耶は祖母の通夜に参列した夏美に、信介に引き抜き話を受けろと言われたことを打ち明ける。信介の本音が知りたい摩耶の様子に夏美は「OKすることにしたって言ってみたらどうですか」と助言。さらにみちるが「私、桑野さんのお母さんにお嫁さん候補にされそうだったんで、沢崎さんのこと推薦しちゃいました」と無邪気に報告してると、信介がやって来た。信介は摩耶に車で送ってもらうことになる。「引き抜きの話、受けようと思うの」という摩耶に、「お前の自由だし…」と言いながらも動揺が隠せない信介。はたして信介の本心とは…?

11. 花柄がキライで悪いか!!

ある日、鍵を部屋の中に置き忘れたままゴミ出しをした信介(阿部寛)。オートロックを解除できず、柵を乗り越えようとしている姿を警官が目撃。不審者扱いされているところを愛犬・ケンの散歩を終えたみちる(国仲涼子)に助けられる。

信介の事務所では、摩耶(高島礼子)が順調に進んでいる設計の中にクライアントが壁紙を花柄にしたいという要望を伝えに来た。「花柄は、俺がこの世で嫌いなものトップ5に入るんだ」という信介の予想通りの反応に、顔を見合わせる摩耶と英治(塚本高史)。

一方、まんが喫茶では、みちるが夏美(夏川結衣)に、最近来る不気味なメールの中身を見せていた。みちるをマンションまで送って来た夏美は、信介にみちるがストーカーに遭っていることを告げると、「一緒に帰ってもらえばいいじゃない」と言い出す。「桑野さんでもいた方がマシでしょ」という夏美に納得させられるみちる。「ボクに何かメリットあるんですか?」と言い、部屋に入ってしまった信介に拒否されたと思いきや、信介は「で、何時にどこで待ち合わせるんだ?」と聞くのだった。

摩耶に「注文に応じるのも建築家の仕事でしょ」と言われた信介は、花柄の取り入れ方を研究するために街を散策し、みちると合流して一緒に帰ることになる。メールが来るだけのストーカーに「大げさだなあ」と取り合わない信介。そんな信介にみちるは、「110番にかける用意をしながら歩いてるんですよ」と携帯電話を握りながら話すのだった。

その夜、ケンの散歩のため、信介とみちるは公園に出掛ける。しかし信介が乗り捨てられていた自転車に乗っているところを通りがかりの警官に見られ、交番で事情を聞かれる羽目に。警官に注意された信介は、ストーカーの件を話すが、「何かあったら連絡下さい」という反応。信介は「何かあってからでは遅い。権力ばっかり振りかざしてないで、税金払った分、何かして下さい」と言い放つ。部屋に戻ったみちるは、夏美にその出来事を報告するが、ストーカーから信介と2人でいたことを知っているという内容のメールが届き、さらに不安が込み上げるのだった。

信介は渋々ながらも壁紙に花柄を取り入れた設計図を完成させると、摩耶と英治に「俺がそういう仕事したってことは秘密だぞ!」と釘を刺し、胃痛で中川病院を訪れた。夕べの出来事を褒める夏美に信介は「お節介だな」とつぶやく。

信介が中川家に顔を出すと、圭子(三浦理恵子)が育代(草笛光子)と同居するため、増築したいと言い出す。「お兄ちゃんがサッサと結婚さえしてれば」という圭子に、信介がウンザリしていると、みちるから電話がかかってきた。育代は「少し歳は離れているけど、最近はそういうのも流行なんでしょ?」と中川(尾美としのり)と圭子に嬉しそうに話す。

一方、英治らと飲んでいたみちるは、メールが着始めた頃の記憶を辿り、お化け屋敷で携帯電話を落とし、ミイラ男の扮装をした若者に拾ってもらったことを思い出す。信介は、夏美と一緒にお化け屋敷まで話しを付けに行くのだが…。

12. 幸せになって悪いか!?

信介(阿部寛)が整然と並べられた手巻き寿司セットを前に、順序よく手巻き寿司を楽しんでいると、新聞の勧誘がやってきた。食事の邪魔をされた信介は、インターホン越しに愛犬・ケンの散歩帰りのみちる(国仲涼子)が通るのを見て、「後ろの人、新聞取ってませんよ」と教える。数分後、「契約させられちゃったじゃないですか」と文句を言いにやって来たみちるは、ストーカーから助けてくれたお礼を改めて言うと、ケンと顔を合わせ、ご満悦の信介を尻目にモジモジ。「…好きかも知れません」と一方的に告げると足早に部屋に戻り、夏美(夏川結衣)に「言っちゃいました」と報告するのだった。

一方、テレビ出演することになった信介は、視聴率を密かに調べ、そのプレッシャーから胃痛を起こし、中川病院へ。夏美は信介がみちるの告白の内容をすっかり勘違いしていることに唖然としながらも、内心安堵していた。夏美に「そのシャツで出るんですか?」と言われた信介は、慌てて別のシャツを選ぶと、夏美に写真をメールに添付して送信。「このシャツが全国の視聴者に不評なら、あなたのせいです」と言いつつ、結局見立ててもらったシャツを着てインタビューを受けるのだった。

その頃、夏美から信介に全く気持ちが伝わっていないことを知らされたみちるはショック。助けを求められた夏美は「言うだけよ」と渋々メッセンジャー役を引き受ける。そしてみちるの元には部屋を貸してくれていた叔父さんの帰国を知らせる電話がかかって来る。

中川家では、信介のテレビ出演を一家で見ることに。ところが、信介が語った肝心の家作りへのこだわり部分はバッサリとカットされていた。憤慨する信介を中川(尾美としのり)や圭子(三浦理恵子)がなだめていると育代(草笛光子)が急に苦しみ出し、救急車で中川病院に運ばれる。大事には至らなかったものの、「死ぬのかなと思ったら、やっぱりあなたの結婚のこと、考えちゃった」という育代。信介は育代の『いつもの口癖』に隠された親心を知り、心揺さぶられるのだった。

みちるが英治(塚本高史)らに引っ越しすることになったと報告していると、夏美から電話がかかってきた。夏美に「やっぱり自分で言うべきだと思う」と言われたみちるは、思わず「なんで桑野さんのことなんか好きになっちゃったんだろう」とポロリ。偶然通りがかった千鶴(SHEILA)はその言葉に仰天するのだった。

引越しを前にみちるの部屋にみんなで集まることになるのだが、みちるの思いを知った英治達は信介と2人きりにさせようとドタキャン。ところがみちるは夏美も呼んでいた。結局、みちる、信介、夏美でビールを飲むことになり…。果たして3人に何が起こるのか? そして信介が最終的に出す答えとは…?

メインキャスト

桑野信介:阿部寛

主人公。1966年7月4日生まれ(第1話で40歳の誕生日を迎える)。独身で、分譲賃貸の高級マンション「パークレジデンス」に1人暮らし。東京中央工科大学を卒業した(ちなみに阿部寛の母校は中央大学理工学部)有能な建築家で、独立して事務所ケイテックスを構えている。めったに妥協しない性格のため、顧客や知人とトラブルを起こすことも少なくないが、小心者で、自分より押しが強い人物が相手だと負けてしまう。また、「どうしても」と頼まれると断れない性格で、第5話では、これが元で不眠不休の激務を行い、過労による一過性不整脈で倒れて入院したこともある。時に優しい一面を見せる。少年時代は、親の言うことをよく聞く素直な子だったという。

ルックスは良く、高学歴、高収入、高身長のいわゆる“三高”を満たしているが、実は理論武装の偏屈男であり、協調性や社交性に乏しい。自分は「結婚できないのではなく結婚しない」のだと主張し、結婚は「妻と子供と住宅ローンの三大不良債権を背負わされる」「百害あって一利なし」という持論を自分に言い聞かせている。女性に興味がないわけではなく、若い女性とのデートで有頂天になったこともある。面倒だとして他人との行動は避け、単独で行動することが多く、食事やショッピングも1人で、1人焼肉や自宅での1人手巻寿司もいとわない(週末には、妹夫婦の家で食事をすることもある)。アダルトビデオを借りたくても、人目が気になってレンタル出来ない。普段、テレビをまったく見ない。

料理・家事等は、自ら完璧にこなす。キッチンを中心としたデザイン設計がポリシーであり、キッチンが汚れているのが我慢ならない。物の置き方には、細かくこだわっている。「空気がよどむ」「人間関係から解放されたい」から、と自分の家に他人を入れようとしない。花柄はこの世で嫌いなものトップ5に入る。仕事柄、細かい作業が得意。

趣味は、オーディオでのクラシック音楽鑑賞(周囲への迷惑を顧みない大音量で、時に指揮の身振りをする 隣人のみちるが「ケン」という男といちゃついていると勘違いした時などは当て付けに、ショスタコーヴィチの交響曲第5番のフィナーレをかける)、レンタルDVD鑑賞、船舶などの模型作り、人生ゲーム(1人プレイ)など。人生ゲームは初代の復刻版を買うほどのマニアだが、「必ず結婚しないといけないのがこのゲームの欠点だな」とぼやいている。

『男はつらいよ』のファンで、48作全部観ている(本人談)。葛飾柴又への観光ツアーに参加したときは、自分より詳しくないことに業を煮やしてガイドよりも詳しく語り、ガイドを泣かせた。タイタニックのプラモデルを仕上げた後で、スクリューの部品が1個足りないのに気付き、もう1つ同じプラモデルを買うほどの完璧主義である。事務所では同業者・金田のホームページのチェックを日課にしており、毎回「お、金田更新してる」と妙に興奮した様子を見せる。

桑野の親族

桑野育代:草笛光子(特別出演)

桑野の母親。一緒に食事をするため、よく中川家を訪れる。桑野の結婚を心配しており、夏美の勤める病院にわざと扇子を忘れて桑野と夏美をくっつけようとしたり、摩耶の情報をみちる達から聞き出したりしている。亡夫の法事の際、親戚から嫌味を言われ放題だった桑野に「早くこの八つ墓村(桑野は法事の集まりをこう表現した)から出たい」と愚痴をこぼされたことで、「あの子とは位牌になっても一緒にいたくない」と呆れている。

中川良雄:尾美としのり

夏美が勤務する中川総合病院の副院長であり、圭子の夫。桑野の旧友。キャバクラ嬢へのプレゼントは浮気とは違うと言い訳がましく主張するが、小心者で浮気ができないタイプ。圭子とは結婚して8年目。

中川圭子:三浦理恵子

桑野の妹で、良雄の妻。気が強い上に口が悪く、娘のゆみと共に夫を尻に敷いている。兄・信介曰く、「昔から人の部屋をいじる習性がある」。その言葉の通り、すきを見ては夫の携帯をチェックして密会現場に乗り込んだり、良雄が信介から借りた金を「没収」と言いながらネコババしようとする等、妙なところで抜け目が無い。

中川ゆみ:平岡映美

良雄と圭子の娘。伯父である桑野を「おじちゃん」と呼んでいる。桑野と父親のやり取りをのぞいて母親である圭子に大声で告げ口したり、食事に来ている桑野に対して「おじちゃん、何でいるの?」と笑顔で嫌味を言うなど、かなりませた性格。犬が好きであるようだがアレルギー持ちであるため、ぬいぐるみで我慢するように言われている。

中川総合病院の関係

早坂夏美:夏川結衣

中川良雄が副院長を務める、総合病院に勤務する優秀な内科医。桑野とは、急患としてみちるに伴われて運ばれて来たのがきっかけで知り合う。
休日は読書・買い物・パチンコ・岩盤浴など、1人で出来ることばかりをして時間をつぶしているアラフォー独身女性。桑野とは正反対で社交性があり、人に対する気遣いも充分にできるが、なぜか「結婚できない女」である。
家事は苦手な様子(第5話の本人の発言より)。過去に結婚まで考えた人との別れがあって以来、車に例えると「車庫に入ったまま」で恋愛出来ずにいるらしい。度々診察に訪れる桑野とは常に丁々発止のやりとりを繰り広げている。

小沢真理:西丸優子

中川総合病院に勤める看護師。笑顔担当。

江森和美:高松いく(引退)

中川総合病院に勤める看護師。

桑野の仕事関係

沢崎摩耶:高島礼子

桑野の仕事仲間で独身。建築プロデュース会社のJapan House Produceの社員である。話し下手な桑野に代わり仕事の概要を説明したり、彼が度々起こす問題の処理に当たっている。子供の頃、犬に咬まれたというトラウマから犬が苦手。桑野に好意を寄せていたが、仕事仲間としてしか見られていないと知り、桑野とは仕事の関係だけと決める。

村上英治:塚本高史

桑野の部下で、沙織の恋人。給料は年収200万円と安いが、建築技術など色々なことを学びたいと思っており、どんなに嫌なことでも引き受ける青年。桑野とは対照的に女性にモテる。桑野の仕事に対する姿勢、能力などは尊敬しており、バーで行われた「桑野を扱き下ろす会」では桑野に対する愚痴をこぼしながらも、最終的には「仕事はできる、たまには思いやりがある、時々かわいかったりする」などとほめていた。

吉川沙織:さくら

英治の恋人で、沢崎の部下。当初は、英治に近づくみちるを警戒していたが、後に友人になる。英治の存在を無視してみちると勝手に話を進めることもしばしば。機密情報も簡単に漏らすほどに口が軽く、おしゃべりな性格。達岡邸の書類を桑野の事務所に届ける途中でキャバクラ嬢・長沢由紀(三津谷葉子)を目撃し、その口の軽さを発揮して、たちまち信介との交際の噂を広めた。

棟梁:不破万作

桑野が設計する家を造る職人。職人気質の現場主義で、桑野と度々喧嘩している。喧嘩の時は背の高い桑野に上からはげ頭をつかまれ、つるんと滑るのが毎回“お約束”となっており、第6話ではそれが元でお好み焼きチェーン店オーナーの八木(乃木涼介)を負傷させた。自分の造った家を「手抜き」と言われると怒る。

金田裕之:高知東生

女ったらしの建築家。ホームページを開設し、日常をつづるが、仕事は常に「Under Construction(工事中)」。愛車は、トヨタ・2000GT。桑野とはバーで顔なじみになる。桑野のテレビ出演をきっかけに、お互い同業者であることを知り、最終回では握手を求めた(毎回異なる女性を連れており、いい印象を抱いていなかった桑野だったが、その一件で、「いいやつじゃないか」と考えを改める)。また、桑野と同様に1人焼肉をしていることが発覚。彼もまた「結婚できない男」である。

桑野のご近所関係

田村みちる:国仲涼子

「東京トヨペット カーテラス渋谷店(現:トヨタモビリティ東京 渋谷神泉店)」で働く、桑野のマンションの隣人。犬のKEN(パグ)を飼っている。ポジティブ・シンキングをうたう。桑野が大音量でクラシック音楽をかけるためいらだちを隠せなかったが、腹痛に倒れた桑野を助けたことがきっかけとなり、顔見知りの関係になる。最初は毛嫌いしていたが、次は自分が酔いつぶれていたところを桑野に助けられ、段々と気になりだす。また、自分も中川総合病院に搬送されたため、夏美と仲が良くなり、2人でマンガ喫茶通いなどをする。交際相手への理想が高く、男と別れたばかり。一時期、ストーキングされた。マンションに住めるのは叔父が帰国するまでという約束だったため、叔父が帰国した際に都内の別のマンションに転居した。

KEN:こつぶ(パグ)

みちるの愛犬。5歳のオス。元恋人の名前から「ケン」と命名した。みちるが急性虫垂炎で入院した時、桑野に面倒を見てもらって以来、彼と心が通い合うようになる。きゅうりが大好物。第8話では、夏美曰く桑野と眼が似ているとのこと。

西村千鶴:SHEILA

みちるの親友。みちるに内緒で金田とデートしたり、強引な合コンを企画したりする。いつも彼氏が欲しいと言っている。第6話では、金田がバーに連れて来ていた。

桑野のプライベート

バーテンダー:長岡尚彦

桑野行きつけのバーのバーテンダー。

ウェイトレス:松井涼子

桑野がよく行くレストラン「食采洋房 Le Passage」のウェイトレス。桑野が来店すると、いつも顔がひきつっている。

レンタルDVDショップ店員:西尾浩行

桑野と夏美がよく行くレンタルDVD屋「REC」の店員。

矢口:立花彩野

桑野のよく利用するコンビニの店員。いつも「スプーンいりますか?ポイントカードありますか?」と聞いていたが、桑野とやり取りを繰り返すうち、「スプーンいりませんし、ポイントカードありませんよね」と言うようになる。レンタルDVDショップ店員とは同じ日に絆創膏を顔に貼っていたり(第8話)、同じ日に休んでいたり(第11話)、最終話には同じデザインの結婚指輪をしていた。

スタッフ

脚本:尾崎将也
音楽:仲西匡
番宣ナレーション:假野剛彦
技術協力:テイクシステムズ
美術協力:テレビ朝日クリエイト
建築指導・監修:ベースメント(朝妻義征)
プロデューサー:安藤和久(関西テレビ)、東城祐司・伊藤達哉(MMJ)
演出:三宅喜重(関西テレビ)、小松隆志・植田尚(MMJ)
制作:関西テレビ・MMJ

主題歌:Every Little Thing『スイミー』(avex trax)

BS・CS放送 / 動画配信

オリジナル版

prime video
Netflix

スペシャルエディション

CSその他

まだ結婚できない男 最新情報

今秋、あの“結婚できない男”が13年ぶりに帰ってくる!
偏屈×独善的×皮肉屋の建築家・桑野信介が、令和になってさらに進化!?
阿部寛「彼に再会できることがうれしい」と早くも心待ち!

あらすじ

53歳になった桑野信介は、相変わらず独身生活を継続中。
果たして、今度こそ人生のパートナーを見つることができるのか?

続編は、前作から13年後が舞台。主人公の桑野信介(53)は、以前と同じマンションに一人、暮らしている。13年の間に飛躍的に進んだIT化に合わせ、スマートスピーカーといった最新機器を取りそろえるなど、引き続き独身生活を謳歌(おうか)中。恋愛においては、自身の担当医だった早坂夏美と交際まで発展したものの、愛想をつかされてしまい、その後破局。少し恋愛モードに傾いていた桑野の気持ちは、再び固く閉ざされ、独り身を謳歌する生活に逆戻り。さらに50歳を過ぎ、偏屈さにはより一層磨きがかかっている。
そんな桑野を後押しするかのように、晩婚化が進み、男女ともに生涯未婚率も高まる日本…。
将来のことを考えると、ちょっと不安を感じないでもない桑野。そんな中、偶然出会った女性たちとの間で、運命の歯車が突然、動き始める!
続編では、日本の“今”を切り取りつつ、“結婚できない男”桑野信介を再び映しだす!果たして桑野は今回、どんな女性たちに出会うのか?そして、今度こそ“結婚”をするのか?令和を迎えても相変わらずの桑野の日常とは…?

キャスト

桑野信介(53):阿部寛

桑野育代:草笛光子(特別出演)

中川良雄:尾美としのり

中川圭子:三浦理恵子

中川ゆみ:平祐奈

村上英治:塚本高史

棟梁:不破万作

吉山まどか:吉田羊

戸波早紀:深川麻衣

岡野有希江:稲森いずみ

その他

咲妃みゆ、阿南敦子、奈緒、荒井敦史、小野寺ずる、美音

スタッフ

脚本

尾崎将也
『結婚できない男』『アットホーム・ダッド』『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ)他

演出

三宅喜重(カンテレ)
『結婚できない男』『パーフェクトワールド』『僕のヤバイ妻』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』
小松隆志(MMJ)
『結婚できない男』『美しい隣人』『白い春』(カンテレ)
植田尚(MMJ)
『結婚できない男』『サキ』『まっすぐな男』『鬼嫁日記』(カンテレ)

制作

カンテレ MMJ(メディアミックス・ジャパン)

放送予定

フジテレビ系列
2019年10月スタート 毎週火曜よる9時放送
※初回放送日未定

KJプレビュー(2019.04.26)

改元連休前の仕事中に思わぬ吉報が舞い込んできた!あの「結婚できない男」が13年ぶりに帰ってくるというのだ!

このドラマはリアルタイムで視聴していて、個人的には人生ベスト10に入るほど好きな作品である。よって、このニュースを知ってからというもの、続編に対する妄想がとどまることをしらないのである。

主役・桑野信介を演じる阿部寛さん以外のキャスティングや、桑野が早川夏美と破局して独身を続けていること以外は何も明かされていないが、つまり今なら好き放題に予想して好き放題に要求できるということでもある(笑)

そんな妄想の一部を紹介してみよう!

不動のキャスト

まず、絶対に出演させなければならないキャストが次の5名だろう。

家族

  • 桑野育代(草笛光子)
  • 中川良雄(尾美としのり)
  • 中川圭子(三浦理恵子)

仕事関係

  • 沢崎摩耶(高島礼子)
  • 村上英治(塚本高史)

とにかく何があっても家族は絶対に変えてはならないし、仕事関係の主要な関係者も変えてはならない。変えるくらいなら出さない方がマシだ。

まず、親友である中川良雄は桑野の日常から切り離せるわけもなく、尾美としのりさんしかあり得ない。最近は三浦理恵子さんの女優としての活躍を見ていないけれども、彼女は桑野の妹役。中川家を描くシーンが出てくるのであれば、圭子は絶対に三浦理恵子さんでなければならない。

母・桑野育代は草笛さんの出演が難しいようであれば「(老人)ホームに入居して快適に生活している」というような設定にすれば問題ないだろう。

英治は年齢的にそろそろ独立している頃なので、レギュラー出演の必要はないかもしれない。例えば「FacebookやInstagramで遊んでいる様子ばかりがアップされる」という”金田方式”での出演でもいい。「アイツ、また遊んでるじゃないか!仕事してんのか…」などとブツクサ言いながらも気になって仕方ない桑野の姿が容易に想像できる(笑)

もちろん沢崎摩耶も高島礼子さんしか考えられない。桑野との関係を仕事上のパートナーと決心し、引き抜きも断った以上、Japan House Produceに勤務し続けている筈だ。ただ、彼女も出世している筈だし、管理職となって桑野の元に訪れる頻度は減っていることだろう。イコール出演頻度も減るのではないか?

とにかく、これらのキャストは絶対に出演させなければならないし、変えてはならない!

設定予想

次に設定を予想してみよう。

まず仕事関係では、英治が独立して桑野の元を離れているだろう。但し、度々SNSで交流して存在感を示すだけでなく、何度かは実際に登場して、数少ない”桑野の理解者”としての重要な役割を果たしてくれる筈だ。

一方、桑野の元には英治に次ぐ新たな弟子がいるだろう。おそらく、もはや桑野には理解不能な”THE・現代っ子”として描かれるのではないか?桑野の性格からして、初めから「何を考えているのかわからない」というタイプを採用することは無いと考えられ、むしろ「仕事はしっかりできるし才能もあるのに欲が無さ過ぎる」というようなタイプになるのではないか?

また、沢崎は出世して現場を離れており、桑野の元へ訪れる頻度はあまり無くなっていると思われる。きっと、桑野の行きつけのバーにて二人でお酒を呑みながら、桑野の愚痴を聞くような関係になっているのではないだろうか?桑野に”その気が無い”ことは理解しつつ、このままの関係がずっと続いていくのも悪くない…そんな大人の女性の感情を描き出してくれるとグッ得るものがあるだろう。若い女性の登場で感情が揺れ、自分の「求めるもの」に気付くにつれて出番が増え、最後はまさかのゴールイン…なんていうのもファンとしては全然ありだ。その時は是非とも夏美に登場してもらい「やっぱり桑野さんが必要なのは、あなただったんですね」と祝福してほしい。

そんな沢崎の後任として桑野を担当するのは、やはり”THE・現代っ子”なのだろう。きっと桑野の弟子とは別のタイプで、桑野が「何であいつを俺の担当にしたんだ?」と沢崎に愚痴るようなポンコツキャラクターになるのではないか?

桑野の弟子と沢崎の後任。そのどちらかが女性で、桑野の恋愛候補の1人となると予想する。

仕事外では、さすがに中川総合病院が登場する機会が少なくなる筈だ。中川と会った時には、お節介にも中川から夏美の近況を聞かされたり、別れの原因となった出来事を持ち出されて、桑野が「もうあいつの話はやめてくれ!聞きたくもない!」とうんざりするような描写は欲しいところだが。

新しい要素としては、例えば建築業なら”お役所関係”が考えられる。お役所との関わりは本来、沢崎のいるJapan House Produceの業務管轄になるのだが、沢崎の後任者のミス等で桑野自らお役所に赴くことになった…というような展開は考えられる。そこで応対した”お役所の女性”こそが今回のヒロインであり、桑野の恋愛候補の1人となるのではないか?

お隣さんの存在も気になるところだ。帰国したミチルの叔父がそのまま住んでいるのか?それとも他の人に貸しているのか?後者に期待したいし、桑野の恋愛候補の1人となって欲しいところだ。もちろん”ヒロインがお隣さんになる”というパターンも大いにアリだ。

ヒロインはおそらく30代後半の独身で、出産のリミットなどをリアルに考え始めている女性ではないだろうか?桑野はこの女性に惹かれるものの、自分の年齢や痛感し始めた老いに自信を失い、この女性の未来と自分に残された時間の狭間で葛藤する、そんな展開になるのではないかと想像する。

恋愛以外のところでは、桑野の独身描写や世相描写にも期待したい。プライベートではほとんど出歩くことが無くなって、通販や動画配信サービスや宅配サービスを駆使していることだろう。前作での”レンタルビデオ屋の店員”や”コンビニの店員”との関わりが、今回は玄関先での”宅配サービス業者”との関わりに置き換わるのではないだろうか?プライベートでは”Siri”のようなAIアシスタントとしか会話することの無くなった桑野が、”人間と会話する数少ない機会”として密かに楽しみにしている。そんな桑野の押しの強さに辟易する宅配サービス業者…そんな展開も面白い。このご時世、宅配サービス業者は外国人でもいいだろう。

その外国人が女性で、何らかの誤解が生じて「桑野さんがまさかの国際結婚!?」というような騒動を巻き起こすことも想像しやすい。

メインストーリーである”桑野の結婚問題”については、どうしても前作から設定を変えただけの”焼き直し”になってしまうところだとは思うが、年齢を重ねて思うようにできないことが増えてきた桑野の不安や、「老後を過ごしてくれるのはAIアシスタントだけかもしれない」という不安を交えつつ、結婚を考えた時に「これから相手に求めるものは何か?」を葛藤する桑野の姿と共に、”晩婚の一つの理想形”を描き出してほしいと思う。その結末は、前述の通り必ずしもヒロインと結ばれるとは限らなくていい。

ところで…

この意見には賛否両論あることを理解した上で言うが、できることなら「金田裕之」を出演させてほしい。高知東生さん演じる金田の存在は、前作において桑野のものの見方が変わっていき、偏見が解消されていく一つの重要な指標だった。しかし、芸能界を引退していた高知東生さんが不倫&薬物問題で逮捕されて高島礼子さんと離婚すると、「スペシャルエディション」の名の下で金田の出演シーンはカットされて、クレジットも無くなってしまった。それはそれで成立しているのだが、オリジナルを知る者としてはやはり見応えが減ってしまった感は否めない。

画像だけでもいい。続編でも金田の登場を許してほしい。そして、前作の再放送&動画配信に金田を復活させてほしい。心からそう願う。

もちろん、沢崎摩耶役の前妻・高島礼子さんが認めない限りは不可能だし、そのハードルは極めて高いことも承知している。しかし、奇しくも元妻の「あいだもも」こと丸山明代さんと前妻の高島礼子さんの双方を大好きな自分は、高知東生という男がどのような境遇で育ち、どのようにのし上がってきたかを知ってしまっている。その女好きと人たらしぶりも知っているが、男気と優しさのある努力家だということも知っている。そんな男だからこそ、素晴らしい女性二人に愛されたのだろう。

もう一度だけ、チャンスをあげてほしい。そう思うのだ。

きっと、高島礼子さんは離婚したからといって高知東生を完全に見捨てることはしていないのではないか。もちろん、彼女一人の力で事務所の意向や芸能界での居場所作りをしてあげられるわけではないだろう。けれども、今も何かしらの支援をしているのではないか。そんな気がするのだ。関西テレビは堂々と高島さんの意向を確認してみてほしい。この問題で高島さんがOKを出すのなら、もう周りは何も言えないだろう。

そもそも「犯罪者に対して芸能界は甘い」と言われているが、本当にそうだろうか?個人的にはむしろ「日本社会は一度でも失敗した者に対して厳しすぎる」と思っている。もちろん、それは罪の度合いに応じて変わるもの。殺傷など被害者がいて、人生が大きく狂ってしまうような犯罪において、この見方ような見方をするものではない。高知さんの不倫は高嶋さんら当事者間の問題だし、薬物に限らず依存症の類いは”突き放す”よりも”支える”ことの必要な問題だ。もう少し寛大な心で見守ってもいいと思うのだが、やはり甘いのだろうか???

もしも制作サイドやスポンサーサイドにこの声が届くのならば、是非一度、検討だけでもしてみてほしい。何なら、金田自身が犯罪を犯してしまった設定だっていいのだから。そのことに対して桑野を通じて関係者の想いを吐露したっていいのだから。

主題歌はあいみょんかイエモンで!

これもまた完全に個人的な願望に過ぎないが、主題歌は是非ともあいみょんにお願いしたい!

2019年のこの瞬間において、あいみょんほどこの日常に根差した”ほのぼのドラマ”の世界観をポップに表現できるアーティストを他に思いつかない。何なら桑野のどうしようもなく偏屈さと頑固さに「死ね」と歌ったっていい(笑)

前作のELTはとても良かったが、今作は是非ともあいみょんの書き下ろした主題歌と共に観てみたい!

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もしくは、イエモンの『LOVE LOVE SHOW』系のポップな楽曲も合うかも!桑野と同世代の吉井さんに、桑野をイメージした楽曲を書いてみて欲しい気もする…まぁ、実生活は真逆だけど(笑)

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2018.12.19

とにかく楽しみ!

長々と書き連ねてきたが、本当は小難しいことなど何もなく、ただただ楽しみでしかない!素人の予想を上回ってくれさえすれば、心置きなく楽しむことができるだろう(笑)

キャストとスタッフの皆さん、是非また素晴らしい作品を届けて下さい!秋まで首を長くして待っています!!



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