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バスケットボール男子日本代表
『AKATSUKI FIVE(アカツキファイブ)』
FIBAランキング(2019.2.26)
48位
オリンピック成績
出場回数:7回
初出場:1936 ベルリン
最高成績:10位(1956)
ワールドカップ成績
出場回数:4回
初出場:1963 ワールドカップ
最高成績:11位(1967)
アジア選手権成績
最高成績:優勝(1965,1971)
ユニフォーム
バスケットボール男子日本代表
スタッフ
フリオ・ラマス
ヘッドコーチ(HC)
生年月日:1964年6月9日(55歳)
出身地 :アルゼンチン・ブエノスアイレス
主な指導歴(男子アルゼンチン代表 ヘッドコーチ)
- 1997年 FIBAアメリカ選手権大会(※世界選手権 大陸予選) 4位
- 1998年 FIBA世界選手権大会 8位
- 2008年 北京オリンピック 3位 ※アシスタントコーチ
- 2012年 ロンドンオリンピック 4位
- 2014年 FIBA世界選手権大会 11位
エルマン・マンドーレ
アシスタントコーチ(AC)
生年月日:1984年6月17日(35歳)
出身地 :アルゼンチン共和国
出身校 :Institute №2 Federico W.Dickens
主な代表チーム指導歴(アルゼンチン代表)
- 2009-2013年 3×3ユースナショナルチーム アシスタントコーチ
- 2009-2013年 ユースナショナルチーム アシスタントコーチ
主な指導歴
- 2013-2015年 Olimpico de La Banda アシスタントコーチ
- 2015-2017年 San Lorenzo de Almagro アシスタントコーチ
佐古賢一
アシスタントコーチ(AC)
生年月日:1970年7月17日(49歳)
出身地 :神奈川県
出身校 :北陸高校-中央大学
主な代表歴
- 1991年 日本代表初選出(※大学3年次)
- 1995年 ユニバーシアード競技大会(福岡大会) 準優勝
- 1998年 FIBAバスケットボール世界選手権大会 14位(31年ぶり出場)
主な指導歴
- 2014-2017年 広島ドラゴンフライズ ヘッドコーチ
バスケットボール男子日本代表
ポジション別選手紹介
※所属は2019年8月1日現在
「ガード」は他の選手に指示を出すなどゲームをコントロールする重要な役目のポジションです。ガードのポジションのなかでも、得意とするプレーによって「ポイントガード」や「シューティングガード」など役割が分かれます。
「フォワード」は点を取ることが求められるポジションです。アウトサイドシュートやドリブルシュート、リバンドなど得点に関わることなら何でもこなす技術が必要とされます。
「センター」はゴール下でのシュート・リバウンドを担うためチームの大黒柱的な存在。できるだけ高い身長とジャンプ力、そして相手に当たり負けしないパワーが必要とされます。
役割や特徴をイメージをしやすいよう、漫画やNBAプレイヤーの例も掲載します。
①PG:ポイントガード
日本代表
#3 安藤誓哉
愛称 :Andy/せいや
生年月日 :1992年7月15日(27歳)
出身地 :東京都
出身校 :明成高等学校/明治大学
身長 :181cm
体重 :80kg
血液型 :A型
足のサイズ:29.0cm
#7 篠山竜青
愛称 :りゅうせい
生年月日 :1988年7月20日(31歳)
出身地 :神奈川県
出身校 :北陸高校/日本大学
身長 :178cm
体重 :78kg
血液型 :A型
足のサイズ:27.5cm
日本代表候補
#9 ベンドラメ礼生
愛称 :レオ
生年月日 :1993年11月14日(25歳)
出身地 :福岡県
出身校 :延岡学園高校
身長 :183cm
体重 :79kg
血液型 :O型
参考:『SLAM DUNK』の場合
宮城リョータ(湘北高校)
参考:『DEAR BOYS』の場合
藤原拓弥(瑞穂高校)
参考:『あひるの空(初期)』の場合
花園千秋(九頭龍高校)
参考:『黒子のバスケ』の場合
赤司征十郎(キセキの世代)
伊月俊(誠凛高校)
参考:NBAレジェンドの場合
マジック・ジョンソン
ジョン・ストックトン
ジェイソン・キッド
②SG:シューティングガード
日本代表
#6 比江島慎
愛称 :ひえじ/ひえ/まこ
生年月日 :1990年8月11日(28歳)
出身地 :福岡県
出身校 :洛南高等学校/青山学院大学
身長 :190cm
体重 :88kg
血液型 :O型
足のサイズ:30cm
#13 安藤周人
愛称 :しゅーと
生年月日 :1994年6月13日(25歳)
出身地 :三重県
出身校 :四日市工業高校/青山学院大学
身長 :190cm
体重 :87kg
血液型 :O型
#24 田中大貴
愛称 :ダイキ・D
生年月日 :1991年9月3日(27歳)
出身地 :長崎県
出身校 :長崎西高等学校卒業/東海大学
身長 :192cm
体重 :93kg
血液型 :A
足のサイズ:30.5cm
参考:『SLAM DUNK』の場合
三井寿(湘北高校)
参考:『DEAR BOYS』の場合
三浦蘭丸(瑞穂高校)
参考:『あひるの空(初期)』の場合
車谷空(九頭龍高校)
参考:『黒子のバスケ』の場合
緑間真太郎(キセキの世代)
日向順平(誠凛高校)
参考:NBAレジェンドの場合
マイケル・ジョーダン
コービー・ブライアント
ドウェイン・ウェイド
③SF:スモールフォワード
日本代表
#8 八村塁
愛称 :ルイ/ハッチ
生年月日 :1998年2月8日(21歳)
出身地 :富山県
出身校 :明成高校/ゴンザガ大学
身長 :203cm
体重 :106kg
血液型 :A型
足のサイズ:34cm
#12 渡邊雄太
愛称 :ワタナベ/ユウタ
生年月日 :1994年10月13日(24歳)
出身地 :香川県
出身校 :尽誠学園高校/ジョージ・ワシントン大
身長 :206cm
体重 :95kg
血液型 :A型
#18 馬場雄大
愛称 :B.B
生年月日 :1995年11月7日(23歳)
出身地 :富山県
出身校 :富山第一高等学校/筑波大学
身長 :198cm
体重 :90kg
血液型 :AB型
足のサイズ:30.5cm
日本代表候補
#88 張本天傑
愛称 :テン
生年月日 :1992年1月8日(27歳)
出身地 :愛知県(中国遼寧省瀋陽生まれ)
出身校 :中部大学第一高校/青山学院大学
身長 :197cm
体重 :102kg
血液型 :A型
参考:『SLAM DUNK』の場合
流川楓(湘北高校)
木暮公延(湘北高校)
参考:『DEAR BOYS』の場合
哀川和彦(瑞穂高校)
参考:『あひるの空(初期)』の場合
夏目健二(九頭龍高校)
参考:『黒子のバスケ』の場合
黄瀬涼太(キセキの世代)
黒子テツヤ(誠凛高校)
参考:NBAレジェンドの場合
レブロン・ジェームス
ラリー・バード
スコッティ・ピッペン
④PF:パワーフォワード
日本代表
#10 竹内公輔
愛称 :こーすけ
生年月日 :1985年1月29日(34歳)
出身地 :大阪府
出身校 :洛南高等学校/慶應義塾大学
身長 :206cm
体重 :98kg
血液型 :A型
足のサイズ:31.0cm
#15 竹内譲次
愛称 :じょうじ/じょん
生年月日 :1985年1月29日(34歳)
出身地 :大阪府
出身校 :洛南高等学校/東海大学
身長 :207cm
体重 :98kg
血液型 :A型
足のサイズ:31.0cm
日本代表候補
#34 渡邉飛勇(Hugh Watanabe Hogland)
生年月日 :1999年12月23日(19歳)
出身地 :米国・ハワイ州
出身校 :ハワイ・イオラニスクール/ポートランド大学
身長 :207cm
体重 :106kg
参考:『SLAM DUNK』の場合
桜木花道(湘北高校)
参考:『DEAR BOYS』の場合
石井努(瑞穂高校)
参考:『あひるの空(初期)』の場合
紺野道郎(九頭龍高校)
参考:『黒子のバスケ』の場合
青峰大輝(キセキの世代)
火神大我(誠凛高校)
参考:NBAレジェンドの場合
ティム・ダンカン
カール・マローン
ケビン・ガーネット
⑤C:センター
日本代表
#22 ニック・ファジーカス
愛称 :ホップス
生年月日 :1985年6月17日(34歳)
出身地 :米国・コロラド州
出身校 :ネバダ大学リノ校
身長 :210cm
体重 :111kg
血液型 :不明
足のサイズ:33cm
#32 シェーファーアヴィ幸樹
愛称 :アヴィ
生年月日 :1998年01月28日(21歳)
出身地 :兵庫県
出身校 :ジョージア工科大学
身長 :205cm
体重 :106kg
血液型 :B型
足のサイズ:31cm
日本代表候補
#4 太田敦也
愛称 :アツ/AO
生年月日 :1984年6月4日(35歳)
出身地 :愛知県
出身校 :柏高校/日本大学
身長 :206cm
体重 :112kg
血液型 :A型
足のサイズ:32cm
参考:『SLAM DUNK』の場合
赤木剛憲(湘北高校)
参考:『DEAR BOYS』の場合
土橋健二(瑞穂高校)
参考:『あひるの空(初期)』の場合
茂吉要(九頭龍高校)
参考:『黒子のバスケ』の場合
紫原敦(キセキの世代)
木吉鉄平(誠凛高校)
参考:NBAレジェンドの場合
アキーム・オラジュワン
シャキール・オニール
デビッド・ロビンソン
バスケットボール日本代表国際試合
INTERNATIONAL BASKETBALL GAMES 2019
テレビ中継
NHK総合/フジテレビNEXT/BSフジ/BSテレ東/BS朝日
ネット配信
バスケットLIVE
8.12(月・祝)日本代表 vs. ニュージーランド代表
スケジュール
開場予定 15:00 試合開始予定 17:00
会場
千葉ポートアリーナ
放送:BSフジ
8.14(水)日本代表 vs. ニュージーランド代表
スケジュール
開場予定 15:00 試合開始予定 17:00
会場
放送:フジテレビNEXT
8.22(木)日本代表 vs. アルゼンチン代表
スケジュール
開場予定 16:00 試合開始予定 19:00
会場
さいたまスーパーアリーナ
放送:BSテレ東
8.24(土)日本代表 vs. ドイツ代表
スケジュール
開場予定 12:00 試合開始予定 15:00
会場
さいたまスーパーアリーナ
放送:NHK総合
15:05~17:30
8.25(日)日本代表 vs. チュニジア代表
スケジュール
開場予定 12:00 試合開始予定 15:00
会場
さいたまスーパーアリーナ
放送:BS朝日
時間未定
FIBAバスケットボールワールドカップ2019
大会概要
開催期間
2019年8月31日(土) 〜 9月15日(日)
開催日程
1次ラウンド
8月31日(土)~9月5日(木)
2次ラウンド
9月6日(金)~9月9日(月)
決勝トーナメント
9月10日(火)~9月15日(日)
開催地域
中華人民共和国各地
1次ラウンド:グループE(上海)
アメリカ代表:1位
トルコ代表:17位
チェコ代表:24位
日本代表:48位
テレビ中継
フジテレビ独占放送
ネット配信
DAZN
9.1(日)日本代表 vs. トルコ代表(1次ラウンド)
BSフジ
9月1日(日) 午後5時20分~
CSフジテレビNEXT
9月1日(日) 午後5時20分~8時00分
9.3(火)日本代表 vs. チェコ代表(1次ラウンド)
BSフジ
9月3日(火) 午後5時20分~
CSフジテレビNEXT
9月3日(火) 午後5時20分~8時00分
9.5(木)日本代表 vs. アメリカ代表(1次ラウンド)
地上波フジテレビ系列
9月5日(木) 午後9時00分~11時28分
CSフジテレビNEXT
9月5日(木) 午後9時20分~0時00分
9.7(土)日本代表 vs. ニュージーランド代表(順位決定戦)
BSフジ
9月8日(日) 午前3時00分~5時00分
CSフジテレビNEXT
9月7日(土) 午後4時20分~6時50分
9.9(月)日本代表 vs. モンテネグロ代表(順位決定戦)
BSフジ
9月10日(火) 午前1時00分~3時00分
CSフジテレビNEXT
9月9日(月) 午後4時20分~7時00分
KJインプレッションズ
2016年にFIBAから問題視されたリーグ統合問題がようやく解決されてプロリーグ「B.LEAGUE」が発足すると、日本代表チームの強化も着実に進み始め、そこへ本場アメリカを舞台に活躍する若い才能が加わり、昨年は遂に21年ぶりとなるFIBAワールドカップ地区予選突破を達成。遂にFIBAから念願の東京五輪出場(開催国枠)を認められるなど、地道な努力が結実した感のある近年の日本バスケットボール界。
更に八村塁選手のNBAドラフト1巡目指名という歴史的快挙によって、野球の王&長嶋やイチロー&松井秀喜、サッカーのカズこと三浦知良選手のような日本バスケの象徴となるであろうスーパースターが誕生し、メディアやスポンサーが殺到するなど、日本におけるバスケットボール人気は今まさに沸点へ迫りつつある。
そして今、おそらく史上初めてバスケットボールが「日本のお茶の間」のセンターに立とうとしている。その顔見せとなるキラーコンテンツが「FIBAワールドカップ」である。サッカーとは異なり、バスケットボールにおける最高峰の舞台はオリンピックだが、FIBAワールドカップの格式はそれに次ぐ世界大会である。世界中の強豪国が凌ぎを削って頂点を目指す真剣勝負の場という価値において、何ら遜色のない。そして、地区予選を勝ち抜いて自ら出場権を手にしたという意味では、来年の東京五輪出場よりも価値があるだろう。何よりも五輪の前に世界の舞台で戦う好機を得たことの価値の大きさは、本当に計り知れないものがある。
記事冒頭の男子日本代表チームの紹介に記した通り、現時点でのFIBAランキングは48位(2019年2月26日付)である。サッカー日本代表のFIFAランキング33位(2019年7月25日付)と比較して低く感じるかもしれないが、このFIBAランキングは日本代表の現在の実力を反映しているとは言えないかもしれない。今回のFIBAワールドカップにおける日本代表の立ち位置は、未知数と言ってもいいだろう。それくらい、日本代表の戦闘力は急速な進化を遂げている。サッカー日本代表が昨年のワールドカップで世界中を驚かせたように、バスケットボール男子日本代表もまた今大会のダークホースになるかもしれない。
今大会のバスケットボール男子日本代表は「日本版ドリームチーム」と呼ばれるほどタレントが揃っている。八村塁選手は言わずもがな、B.LEAGUE初代MVPにして元NBAプレイヤー、アメリカ生まれのニック・ファジーカス選手、そしてまだ一般的な知名度が高くないとは言え日本人として2人目のNBAプレイヤーである渡邊雄太選手。更には今年のNBAサマーリーグに招待選手として参加した馬場雄大選手や比江島慎選手もいる。もちろん、B.LEAGUEで活躍する他の選手も決して引けを取らない。この日本代表には本当に期待を持てるのだ。
唯一の懸念は、富樫勇樹選手の不在である。B.LEAGUEのMVPで日本代表の司令塔でもある富樫選手を、直前合宿中の怪我で欠いてしまったことは痛恨の事態だ。少なくともプレー面において彼の代役はいない。安藤誓哉選手やベンドラメ礼生選手らPG勢が激戦の中でどんなプレイを見せられるかが、日本代表を大きく左右するだろう。ただ、ワールドカップ以降を見据えれば、富樫選手の不在による競争激化は日本代表の底上げに繋がる。富樫勇樹選手はもちろん、ノースカロライナ大学ウィルミントン校のテーブス海選手も東京五輪を狙っており、SGを本職とする田中大貴選手や比江島選手のコンバートも囁かれている。不測の事態とは言え、どうなるのか少し楽しみにさえ感じる。
現時点では「田中-比江島-渡邊-八村-ファジーカス」の5人がスターターになると予想するが、直前の親善試合では様々なテストが行われるだろうし、その中で収穫があれば変化していくだろう。もしかすると、直前の親善試合では連携面などで不安な面も出てくるかもしれない。だが、予想した5人はまだ公式戦では一度も同時にプレイしたことがないのだ。日本代表は親善試合で一喜一憂する声に窓回されることなく、FIBAワールドカップ初戦のトルコ戦にフォーカスしてほしい。サッカーのFIFAワールドカップと同様、勝点1を得ることも簡単ではない戦いである。その熾烈な舞台にバスケットボール男子日本代表が挑み、それを一般の方々が話題にするというシチュエーションが、今は楽しみで楽しみで仕方ない。
実に13年ぶりとなるFIBAワールドカップ出場。
日本人初のNBAドラフト1巡目指名でワシントン・ウィザーズに入団し、サマーリーグでも2試合連続2桁得点を挙げるなど絶好調の八村塁選手。NBAで日本人として初めて2桁得点をあげ、サマーリーグでも活躍を続けるメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太選手など、NBA勢も揃った歴代最強の呼び声高い日本代表。
アメリカのドリームチーム、そして世界の強豪国とどんな戦いを見せるのでしょうか!?歴代最強のバスケットボール男子日本代表『AKATSUKI FIVE』の戦いをお見逃しなく!