『井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス』5.19ボクシングWBSS準決勝!完全版

KJ
いよいよワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)シーズン2のバンタム級トーナメント準決勝が開催されます!主要4団体のうちWBCを除く3団体4王者に加えて、元5階級制覇王者と元WBAスーパー王者が集結するという、まさに世界最強決定戦の名に相応しい顔触れが揃いました。

そして絶対的な大本命として世界中から注目を浴びる選手こそ、我らが井上尚弥選手です!

そんな井上尚弥選手のWBSS挑戦を栄光の瞬間までしっかり追いかけたいと思います!

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目次はこちら

井上尚弥オフィシャルサイトOPEN!(2019.04.10)


https://naoya-inoue.com/

井上尚弥選手 vs エマヌエル・ロドリゲス選手

Naoya Inoue vs Emmanuel Rodriguez

日程・会場

  • 2019年5月18日 土曜日
  • WBSS準決勝 & IBF世界バンタム級タイトルマッチ & リングマガジンアワード
  • 王者:エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)vs 挑戦者:井上尚弥(大橋)
  • スコットランド・グラスゴー SSEハイドロ

テレビ生中継:WOWOWプライム

2019年5月19日 日曜日 4:30〜

現地解説

山中慎介

現地実況

高柳謙一

スタジオ解説

浜田剛史 / 西岡利晃

スタジオ実況

鈴木健

スタジオ進行

増田美香

テレビ録画放送:フジテレビ

FUJI BOXING
2019年5月19日 日曜日 21:00〜

解説

長谷川穂積

実況

森昭一郎(フジテレビアナウンサー)

進行

木村拓也(フジテレビアナウンサー)

WBSS準決勝 & IBF世界バンタム級タイトルマッチ
2019.5.18@スコットランド グラスゴー正式決定!

コメント

井上尚弥選手

『自分の運命は格式高いアリ・トロフィーを獲得すること。そして、バンタム級世界最高であることを証明すること。英国の熱狂的なファンの前でボクシングをすることが待ちきれない。彼らに”モンスター”パフォーマンスを見せます』

エマヌエル・ロドリゲス選手

『ボクシング人生で、この瞬間を待っていた。ベストを尽くしたいと思っている。プエルトリコがスコットランドで輝き、アリ・トロフィーを持ち帰ることに自信を持っています』

記者会見(2019.2.16@大橋ボクシングジム)

コメント

大橋秀行会長

「当初の3月開催からかなり日程は伸びたが、その分濃密な練習ができる。井上は明日から21日までグアムでの合宿に入る。その後もフィリピンなどからスパーリング相手を招き、万全の状態で英国入りをさせたい。ロドリゲスは無敗の王者。この間の試合は良くなかったが、それ以前の試合では絶対的に素晴らしい選手。尚弥とは身長も距離感も同じで、いわば南米のモンスター。ボクシング発祥の地でモンスター同士が戦う、見応えある技術戦になる」

井上尚弥選手

「なかなか決まらず、二転三転してストレスもたまったけど、グラスゴーに決まったということなので、(試合日から)逆算して準備できるのでほっとしている。また、あの舞台でやれることにワクワクしている。ボクシング人気が盛り上がっているヨーロッパでの試合なので、いいパフォーマンスをみせたい」

「以前ロサンゼルスで試合をしているけど、初めての土地は楽しみ。イギリスはボクシング人気が高いイメージ」

「去年ほどのインパクトを残すのは大変だが、自分のボクシングを見せて、もっと違う意味でのインパクトを残したい」

「パッと目を合わせたときに気持ちの弱さを感じた。目を見た時にわかる。それをすごい感じた。何に対しての弱さかわからないけど、目をそらした感じで、対戦相手としてリングに上がっている感じの威圧感はなかった。オーラとか、こいつやばいなとかはなかった。自分なら対戦相手と向き合う時にそういう目は見せません」

「年齢的にも同じ。モロニーの距離封じが巧くて失速してしまったが、自分とロドリゲスの得意な距離は一緒。失速がないと思って準備をしたい。それにロドリゲスに日本人にはない角度のアッパー、左フックもあります。技術はすごい印象がある。フェイントとか中間距離でのカウンターを狙い合う、高い水準の技術戦になると思う。一方的な試合にはならない。そこに関しては楽しみです。ボクシングは真剣勝負の殴り合いなので、毎試合、ギリギリのラインで戦っているので楽ではない」

「毎回秒殺のイメージはないですが、何が起こる分からないですから」

「ロドリゲスに勝つことに一番の興味を持っている。結果次第でベルトはついてくる。優勝しか考えていない。準決勝、決勝と勝つつもり」

井上真吾トレーナー

「フィジカルと集中力がカギ。どちらが先に1発を当てるかの試合ですね。これまでのように簡単にはいかない」

記者会見(2019.05.16@スコットランド・グラスゴー クラウンプラザホテル)

コメント

井上尚弥選手

ーー88%のKO率で、3ラウンド以内のKOが7回。パヤノ戦は70秒で試合が終わった。素晴らしいファイトレコードをお持ちですけど、土曜日にもそのようなパフォーマンスを見せてくれるのか?

「もちろんKOは狙っていきますけど、対戦相手であるロドリゲスも素晴らしい選手なので、そこは試合の中でKOを掴むべくチャンスを活かしていきたいと思っています」

ーー「皆さんが思っているよりこれは簡単な試合ではない」とソーシャルメディアでコメントされていましたけど、どういう意味でしょうか?

「ロドリゲスもIBFのチャンピオンですし、その実力を自分は評価していますし、周りの評価、オッズ(5-1で井上有利)ほど簡単な試合にはならないと僕自身そう思っています」

ーーOK。ナオヤ、モハメド・アリのトロフィーを獲ることに関して一言いただけますか?

「もちろんそのトロフィーを獲るためにこのトーナメントに出ましたし、必ずそのトロフィーを獲りたいと思います」

ーー土曜日の夜、どのような形で試合に入ってKOするつもりでしょうか?

「ロドリゲスの研究もかなりしましたし、あとはリングに上がって向き合って感じるものも多くあると思うので、リングに上がってからそこは確かめていきたいと思っています」

ーーナオヤ、アリガトウ。次にトレーナーで父親でもある真吾さんに質問ですが、自分の息子さんをトレーニングするというのはどのような気持ちですか?

真吾トレーナー「色々な意味で複雑な思いはありますけども、本当に最強を目指して、尚弥が強くなることだけを考えてトレーニングしています」

ーートレーニングする時、息子さんだということは難しくなりますか?楽になりますか?

真吾トレーナー「難しくなることはないですね。簡単なことでもないです(笑)」

ーー(笑)シンゴ、アリガトウ!サンキュー!!

井上尚弥選手(会見後)

「(ロドリゲスは)結構、絞れているかな。気合も感じましたし、いい試合になると思う」

「去年ああいう2試合をしているので、期待されているのは重々承知して、ここまで来ている。流れの中でチャンスがあれば狙っていきたい。まずは自分のスタイルを貫きたい」

「(勝者に贈られる、米国で最も権威ある専門誌「ザ・リング」認定ベルトについては)それは結果が出てからついてくるものなので、まずは結果を出すこと。勝って、もらえれば」

「(日本人の欧州世界戦17連敗中について)実力なのか、時差、環境が日本人に合わないのか。環境の違いは大きいと思います。ベストコンディションに仕上げるのが難しいでしょうし」

「(自分は)意外に環境に慣れるのが早かった。時差ボケは、解消した。今日、明日で疲れを抜いて…日本と同じですね。やることは日本と同じにできてる」

「(当日計量の心配は)前回の試合のときで会場に入って+5キロ以下だった」

エマヌエル・ロドリゲス選手

「ここにいることにとても興奮している。いつもの試合のように順調に調整できた。このトーナメントを勝ち上がるために練習はできたと思う。イノウエとのファイトは長年待ち望んだもの。だからこれが実現してうれしい。英国でこのベルトを守ることができるのも喜びだ。イノウエの強さは知っているが、俺が勝って母国に帰る。5月18日、俺は世界王者のままだ!土曜日を楽しみにしている」

関係者コメント

大橋秀行会長

「相手はナーバスになりすぎだね。チャンピオンだし凄みはあるけどね。無敗同士で世界王者同士の戦いは日本人ボクサーでは初めてじゃないかな。こちらは落ち着いているし、明日は行事もないし、ゆっくり調整して計量に備えるよ」

長谷川穂積氏

「まあ前半でしょうね。一発ええのが当たって、ロドリゲスがビビるか、これはいけると思うかでまったく変わるでしょうね。井上君はめちゃくちゃパンチがあると思う。それはロドリゲスが経験したことがないと思う。ビビっちゃうとどうしようもないですから」

「分からないですけど、アゴが弱そうだし、ボディも弱そう。気も弱いんじゃないかなあ。最初からいけると思ってガンガンいったらすぐに終わる。慎重にいけば後半でしょうけど、早い段階で決着は着くと思いますよ」

「海外の試合だから安心感はないと思いますよ。いつもと違いますから。これが日本だと『また日本か、しんどいな』となるかもしれない。マンネリ化してしまうんです。今回は海外だからそれはないと思う。それで次に日本でやるときは『久々の日本だからまたやったろか』という気持ちになる。いいパターンだと思いますね」

「ロドリゲスはええ雰囲気出してました。IBFチャンピオンですからプライドありますよ。ただ、リングに上がったときにどうなるか。もしビビらずに開き直れたらいい勝負になると思う。でもビビったら、僕らプロは顔見たら分かるんですよ。ビビりモード入ったなって。ロドリゲスはまずそうならないと思います。IBFの当日計量の精神的なものはあるでしょうけど、井上君は大丈夫でしょう」

山中慎介氏

「総合力では井上選手が勝るが、ロドリゲスも強い選手なので一瞬も目が離せない。事実上の決勝戦ともいわれている注目のカード。スピードやパンチ力などすべての項目が10点満点。特に、どのパンチをどこに当てるか。距離感の把握が早い。瞬時に距離や当てるポイントをつかむ能力はずば抜けている。(ロドリゲスは)パンチが固そうな印象で、パワーもありそう。瞬間的にいろんなパンチを出せる井上選手が相手なので、ロドリゲスは警戒しながらスタートすると思う。ロドリゲスは右ストレートや左アッパーなどが強く、腕をたたんで近距離で打つのもうまいけど、その距離になる前に井上選手のパンチが入るような気がする。とにかく井上選手のパフォーマンスに注目です』

前日計量(2019.05.17@スコットランド・グラスゴー SEC ロモンド・オーディトリアム)

WBA世界バンタム級レギュラーチャンピオン
井上尚弥(大橋/17戦全勝15KO)
体重:53.4kg

IBF世界バンタム級チャンピオン
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/19戦全勝12KO)
体重:53.4kg

コメント

井上尚弥選手

「やっぱり向こうも良い具合で仕上げてきている印象です。過去最強の相手だと言って過言ではない相手なので、しっかり精進して試合に臨みたいと思います」

エマヌエル・ロドリゲス選手

「この試合に向けて50ラウンドから60ラウンドのスパーリングで調整してきた。明日はしっかり勝ってIBFチャンピオンのまま帰国する」

大橋秀行会長

「フェイスオフの時にロドリゲスの目が泳いでいたね。作戦かもしれないけどね。ベルトのことはどうでもいい。チャンピオン同士の戦い、それで十分。ボクシング発祥の地で無敗の王者同士が戦うわけで、自分としてはあっという間に勝ってくれたら楽だけど、ロドリゲスが相手なら尚弥の新しい部分を引き出してくれると思う。歴史に残る技術戦になってほしいね。ボクシングの素晴らしさを伝えるような試合をしてほしい。それが尚弥の役目だから」

当日計量(2019.5.18@スコットランド・グラスゴー クラウンプラザホテル)

WBA世界バンタム級レギュラーチャンピオン
井上尚弥(大橋/17戦全勝15KO)
体重:57.5kg(ボクサーパンツ)

IBF世界バンタム級チャンピオン
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/19戦全勝12KO)
体重:57.8kg(着衣)

コメント

井上尚弥選手

「もっと負担になると思っていたけど、ストレスはなかった。朝の散歩がてらという感じですね。コンディションはヤバいっすね。多分、いつも以上のパワーです。今は程良い緊張感。これが試合が近づくにつれて、ピリピリして緊張も高まっていくと思う。そこも含めて楽しみたい。日本でやっている時のパフォーマンスをできるようにしたい。勝ち方はどうであれ、絶対に勝利をつかみます」

日本時間19日午前4時30分放送開始!5時15分ゴング!(予定)

試合結果

ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝が18日、英グラスゴーのSSEハイドロで行われ、WBA同級正規王者の井上尚弥(大橋)がIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に2回1分19秒TKOの勝利を収め、IBFタイトルを獲得した。

IBF王座を獲得した井上はWBSS決勝(日時場所未定)でWBAスーパー王者ノニト・ドネアと対戦することが決まった。

試合動画

コメント

試合後の両選手のコメント

勝者:井上尚弥選手

Coming Soon…

敗者:エマヌエル・ロドリゲス選手

母国プエルトリコ紙「プリメイラ・オラ」の取材に対して
「我が同胞へ、勝利をもたらすことはできなかった。言い訳の余地はない。これまでにないトレーニングを積んできたのだから。準備は最高だった。我が陣営は自分たちの仕事をしてくれた。自分の仕事をするまでだった。素晴らしい雰囲気に感謝したい。敗北は誰にとっても痛いものだ。しかし、我々は止まらない。これが終わりでないのだから」

WBSS試合後記者会見

井上尚弥選手

「準決勝でロドリゲス相手にこの勝ち方を手にできたことをうれしく思いますし、ホッとしています」

──今回は2ラウンドかかりました。どうしてでしょうか?
「やっぱりそういう見方になっちゃいますかね(苦笑)。1ラウンド目はスコットランド、グラスゴーのなれない環境での力みも多少あって、2ラウンド目から力みに修正をかけて、それがうまくいって自分の思うように戦えたと思います」

──ロドリゲスは実際に手を合わせてどうでした?
「右のカウンターだったり、返しのアッパーだったり、予測できる範囲ではありましたけど、実力のある(選手ならではの)角度から打ってきたりとか、けっこう危ないタイミングもありました」

──1ラウンド目はプレッシャーをかけられましたか?それともあえて受けたのですか?
「プレシャーをかけてくるとは思っていたので、ああいう展開で自分は引きながら迎え撃つ感じで。気持ちの余裕はありましたけど、硬さですよね」

──2ラウンドは重心を落とした?
「プレッシャーをかけてきたので、勢いづかせないためですよね。1ラウンドよりも重心を落として(相手を)おさえるように。そこは自分の感覚でできた」

──試合前は「技術戦になる」と話していたけど、またしても短い時間で終わりました。
「でも面白かったんじゃないですか。自分もやっていてパンチが当たらないという感覚もありましたし、少しですけどパンチももらいましたし、楽しかったですよ。
長引けばお互いに緊張感が解けて、お互いの良さがたぶん出てきて、もっとボクシングとして面白い展開になるんじゃないかと。1ラウンドが終わった時にそう思っていたので。まあ、1ラウンド目で感触的に負けはしないだろうな、という気持ちの余裕はありました」

──早いKOが続いて、また次も「もっと早く」というプレッシャーがあるのでは?
「次はドネアですよ(笑)。重圧?もうここまできたら開き直るしかないですよ」

──相当なプレシャーのかかった一戦を乗り越えた意味は大きいのでは?
「ちょっと吹っ切れた感はありますよね。きょうの喜びもプレッシャーから解放されたような、ちょっと重圧が砕けたようなシーンだったので喜びも爆発しましたけど。期待にこたえられたというか。みなさんプレッシャーをかけますから(笑)」

──プロ18戦で5本のベルト(今回IBFとリング誌ベルトを獲得)ですが?
「今回は統一戦にならなかったですけど、そこにそんなにこだわりはない。だれとやるかが重要だと思っているし、次の試合もベルトがかからなくても、このトーナメントの優勝とドネアとやることに意味があると思います」

──ドネアのWBSSの2試合を見て?
「一発だけはもらわないように心がけていかないといけないですね」

井上真吾トレーナー

「1ラウンドは動きが硬かったので『2ラウンド目はリラックスしていこうよ』とアドバイスしました」

「すごいことだと思いますし、そこを目指してやっているので必ず獲ります」

大橋秀行会長

「もともと尚弥には誇りを持っていますが、もっと持てるようになりました。正直、1ラウンド目のロドリゲスの動きは良かったですが。帰ってきた尚弥が『パンチは大丈夫』と言ったので、安心はしました。このボクシング発祥の地イギリスでまた一つ歴史を作ってくれたこと、これから決勝に向けて積み上げられることをうれしく思いますね」

「1ラウンドはロドリゲスが思った通り強くて、尚弥がプレッシャーをかけられたのは初めて見た。凄いタイミングでカウンターも打ってきた。自分が言う痺れる展開だなと。ロドリゲスは予想以上に素晴らしい。パンチも多彩でスピードもあるし、自信満々に攻めてきた。一瞬嫌な展開でしたね」

「硬さがなくなりましたね。あっぱれです。負けることはないなと思ったけど、でもあそこで2ラウンドとはね…しかもボディーで倒してね。相手が首振ってるから。無敗のチャンピオンを首振らすってなかなかないですよ。後半ならわかるけど、前半だからね。そのシーンが1番、衝撃的でした」

「パヤノ戦も、マクドネル戦も、今まで凄い試合いっぱいやってるけど、自分の中では今日が一番。相手が違ったからね」

「成長も全然、尚弥はこちらの予想を上回ってましたね」

ノニト・ドネア選手

「ナオヤは素晴らしい結果を残した。グレートな経験と、グレートな頭脳、そしてグレートなパワー。本当に素晴らしいボクサーだ。彼との決勝はベストオブベストの試合ができるだろう。自分も今から戦うことに興奮している」

ボクシング関係者・著名人のコメント

Coming Soon…

KJインプレッション

Coming Soon…



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