『辰吉寿以輝 vs 中村誠康』12.17プロ13戦目で日本ランカーと初激突!完全版

KJ
90年代ボクシング界を牽引してきたカリスマ、辰吉丈一郎。

網膜剥離を乗り越え、WBCバンタム級のベルトを3度獲得した闘いぶりは、ボクシングファンのみならず、ゴールデンタイムのお茶の間を大いに沸かせました。

3度目のベルトを獲得した父に抱きかかえられていた寿以輝は、父の背中を追うようにボクシングを始め、2015年4月デビュー戦から12連勝と順調にキャリアを積み、日本ランキングも徐々に上昇。

迎える第13戦目。対戦相手の中村誠康選手は16年5月からブランクを作っていたものの、今年4月に復帰するといきなり7位の日本ランカー高橋竜也選手を撃破してバンタム級日本ランキング入り。11戦7勝(6KO)3敗1分の右ファイターです。

両者ともに好戦的なハードパンチャーであり、KO決着必至の試合となりそうです。

2020年にタイトルマッチも視野に入れる辰吉選手が日本上位ランカーを相手にどのような戦いを見せるか、注目のマッチアップとなります。

辰吉寿以輝 vs. 中村誠康

Juiki Tatsuyoshi vs Masayasu Nakamura

  • 2019年12月17日 火曜日
  • 第81回ドラマチックボクシング スーパーバンタム級8回戦
  • WBO Asia Pacific バンタム級10位/日本バンタム級5位 中村誠康(TEAM10COUNT) vs 日本スーパーバンタム級14位 辰吉寿以輝(大阪帝拳)
  • エディオンアリーナ大阪 第2競技場(大阪府)
  • 14:00開始

チケット

前売り券(税込)

  • リングサイド-10,000円
  • 指定席 -6,000円
  • 立見 -3,000円

ネット配信:あすリートチャンネル

配信日時

2019年12月17日(火)

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解説

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記者会見(2019.9.17@大阪帝拳ジム)

コメント

吉井寛会長

「なかなか上位の選手と試合を組むのが難しかったのですが、日本ランカーとようやく試合ができるようになった。しっかりした立派なボクサーに成長してきている。あとはがむしゃらではなく、試合の流れを作れるようになってほしい」

「節目の試合になる。タラレバですが、この試合の結果次第で来年は日本か、OPBF(東洋太平洋)か、本格的にタイトルに向かっていくことになる」

「(バンタム級で挑戦する可能性は)ゼロではない。チャンスがあれば狙いたい。間口は広げておきたい」

辰吉寿以輝選手

「5位の日本ランカーと試合が決まってうれしい。7勝6KO(3敗1分)の相手ですが、負けないです。僕の方がパンチがあります。必ずぶっ倒して上位に上がります」

「(前の試合については)全部だめでした、足が動かず 左ジャブも少なかった。(3か月間の練習については)左と足を使うことを使えるように練習していきます」

「(藤岡戦の前に痛めた左手中指の腱の治療で打ったヒアルロン酸注射については)すごく痛い注射でした。あと1回治療があるそうなので、それが心配」

「(バンタム級へ転級の可能性は)階級にこだわりは全然」

前日計量

リミット::55.3kg(契約ウェイト)

辰吉寿以輝選手

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中村誠康選手

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試合結果

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試合動画

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コメント

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KJプレビュー(2019.9.17)

2015年4月のプロデビューから実に4年半。
辰吉寿以輝選手が日本ランカー上位の選手に挑むことが決まった。着実に地力を上げてきた寿以輝選手が戦いのステージを上げて、いよいよ”タイトル”を目指すことを意味する。

7月の藤岡戦は、一見すると物足りない内容だった。19戦してKO負けの無い藤岡選手は、課題であるコンビネーションを評価する上で最適な対戦相手だった。”一発”への強度を持つ選手を倒すには、コンビネーションでマットに沈めるしかないからだ。

しかし、試合は判定までもつれ込んでしまった。実は試合前に左手中指の腱を痛めており、序盤から左ジャブを有効に使うことができなかった。また、ランキング奪取を狙う藤岡選手が積極的にインファイトを仕掛けてきたことで、寿以輝選手の経験不足が露呈してしまった側面もあった。

試合前に期待したものは見られなかったが、むしろこのレベルでそうした課題を見つけられたことはポジティブに捉えてもいいだろう。もしも上位ランカーとの試合で徹底したインファイトを初めて経験していたならば、それは敗北に直結しただろう。試合中、セカンドの話をきちんと聞いて、悪いなりによく考えて、終盤までに左ジャブでリズムを作る戦い方に変えられたことは褒められていい。

アマチュア経験の無い寿以輝選手には、こうした全ての経験が糧となる。

そして、いよいよ迎えるのがこの上位ランカーとの試合である。中村誠康選手は3年のブランクを作りながらも復帰早々に日本ランク入りを決めた実力者だ。そんな彼が、階級を上げてまで格下の寿以輝選手との試合を引き受けるメリットとは何か?当然ながら”ネームバリュー”しか考えられない。”辰吉を倒した男”という称号を手にして、更なる高みを目指すチャンスが欲しいのだ。それなりに勝算あってのことだろう。

中村選手は本気で寿以輝選手を倒しに来る。寿以輝選手にとっては、試金石となる試合でもあり、正念場となる試合でもある。

この試合で寿以輝選手に求められることは、勝つことだけである。左ジャブやステップの使い方、コンビネーションブロー、パンチの強弱、インファイトの対応…まだまだ課題は多い。けれども、ここからの戦いはそれらが出来ていないと難しい試合となるだろう。そのことを身をもって知り、生存本能で必要なスキルを身に付け、磨いていくことが求められる。故にまずは勝つことである。

両者とも好戦的なハードパンチャーであり、派手な打ち合いになることは必至だ。パンチ力だけで考えれば適正階級の寿以輝選手に分があると考えられる。しかし、戦い方を知っているのは中村選手の方である。このレベルの試合の中では、間違いなく見応えのある戦いになるだろう。

12月17日。これから3ヶ月という比較的長い準備期間で、寿以輝選手がどれだけこの試合の重みを感じ、どこまで実力を積み増してくるのか、非常に楽しみである。



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