“The Monster”井上尚弥選手と”The Filipino Flash”ノニト・ドネア選手が、伝説の地で再び拳を交えます。
尚弥選手が保持する世界バンタム級WBAスーパー&IBFとドネア選手が保持するWBCという3本のベルトを懸けた王座統一戦。世界バンタム級主要4団体制覇を目指す両選手にとって、WBSSバンタム級初代チャンピオンと同等以上の重要な意味を持つ戦い。この試合の勝者は、史上9人目の4団体統一王者へ大きく近づくこととなります。
前回、WBSS決勝で繰り広げられた死闘は「The Drama in Saitama(ドラマ・イン・サイタマ)」として世界中から称賛を浴びました。あれから2年7ヶ月ぶりの再戦。果たして、どんな結末が待っているのでしょうか!?
この記事では、井上尚弥vsノニト・ドネア2を追います!
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Table of Contents
WBA IBF WBC世界バンタム級王座統一戦
井上尚弥選手 vs ノニト・ドネア選手
Naoya Inoue vs Nonito Donaire
日程・会場
- 2022年6月7日 火曜日
- WBA IBF WBC 世界バンダム級王座統一戦
- WBAスーパー&IBF王者:井上尚弥(大橋) vs WBC王者:ノニト・ドネア(比)
- さいたまスーパーアリーナ
生配信:amazon prime video (アマゾンプライムビデオ)
配信時間
- 2022年6月7日 火曜日 18:00〜22:00
- メインイベントは21:15〜予定
出演
- MC:上田晋也(くりぃむしちゅー)/竹内由恵(元テレビ朝日アナウンサー)
- 実況:森昭一郎アナウンサー(フジテレビ)/立本信吾アナウンサー(フジテレビ)
- 解説:長谷川穂積(元3階級制覇王者)/山中慎介(元WBC世界バンタム級王者)
- ゲスト:村田諒太選手(前WBAスーパーミドル級王者)
- ラウンドガール:天野麻菜/雪平莉左
地上波テレビ放送:無し
- フジテレビ放映予定無し
選手データ
井上尚弥(29歳=大橋)
- 生年月日:1993年4月10日
- 出身:神奈川県座間市
- 身長:165cm
- リーチ:171cm
- 血液型:A型
- アマ戦績:75勝6敗
2011年プレジデント杯優勝
2011年世界選手権出場 - プロ戦績:22勝19KO
WBC世界ライトフライ級王座
WBO世界スーパーフライ級王座
WBA世界スーパー&IBF世界バンタム級王者
リングマガジン世界バンタム級王座
世界3階級制覇王者
WBSSバンタム級初代王者 - KO率:86%
- スタイル:オーソドックス
- ニックネーム:モンスター
ノニト・ドネア(39歳=フィリピン)
- 本名:ノニト・ゴンザレス・ドネア・ジュニア
- 生年月日:1982年11月16日
- 出身:フィリピン国ボホール州タリボン出身
- 身長:170cm
- リーチ:174cm
- プロ戦績:42勝29KO6敗
IBF世界フライ級王座
WBA世界スーパーフライ級暫定王座
WBC世界バンタム級王座
WBO世界バンタム級王座
WBO世界スーパーバンタム級王座
IBF世界スーパーバンタム級王座
WBC世界スーパーバンタム級ダイヤモンド王座
リングマガジン世界スーパーバンタム級王座
WBA世界フェザー級スーパー王座
WBO世界スーパーバンタム級王座
WBC世界フェザー級シルバー王座
WBA世界バンタム級スーパー王座
WBC世界バンタム級ダイヤモンド王座
WBC世界バンタム級王座(防衛1)
世界5階級制覇王座 - KO率:69%
- スタイル:オーソドックス
- ニックネーム:フィリピンの閃光
世界バンタム級現役王者
WBAスーパー:井上尚弥(大橋=V6)
WBC:ノニト・ドネア(比=V1)
IBF:井上尚弥(大橋=V4)
WBO:ポール・バトラー(英)
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記者会見(2022.3.30@アンダーズ東京)
井上尚弥選手
「試合が決まった瞬間からわくわく感が止まりません。ドネア選手との対戦は一度は決着がついたと思っていますが、決まったからには前回以上の試合をお見せすると約束します。自分としては13ラウンド目からの戦いだと思っています」
「もちろん、ドネアにはあれだけの経験があるんですから。でも、どんな罠を仕掛けてこようと、すべてに対応してみせます」
「あのときは幻の10カウントがありました。今回はそうはいかないぞと。きっちり10カウントを取ってみせます」
「自分の中ではドネアとの再戦。それが一番です。ベルトがかかっていても、かかっていなくても、ドネアをしっかりと倒す。そこを考えたいです。昔から言っているけど、記録やベルトはさほど興味がない。ドネアがWBCの王座を獲り、ここ2戦に素晴らしい内容で勝利した。自分もドネアへの興味が上がった。モチベーションを上げてくれたと思います。今はベルトとかではなく、ドネアに集中していく」
ノニト・ドネア選手
「あの日、イノウエと私はスピード、パワー、テクニック、2人が持ちうるものすべてをぶつけあいました。自分にとっても学びになったし、生き返るきっかけになった戦いでした。早く再戦がしたかった。自分のパワーを用いて今度は倒したい。モンスターをハントします」
「残る目標は4団体統一。そのために、イノウエを罠にはめたいと考えています」
「イノウエさん、最大の敬意を贈ります。再び戦士として2人でリングに立てることを嬉しく思う。怪我なく全身全霊で戦えるように幸運を祈る。ドウモアリガトウ」
ボブ・アラムCEO(米・トップランク社)
「井上尚弥とノニト・ドネアの初戦(2019年11月7日@さいたまスーパーアリーナ)は、私がこれまで見た中で最も素晴らしいチャンピオン・バトルのひとつだった。アメリカのファイト・ファンがESPN+で再戦を観戦できることに感激している」
尚弥選手にとっては“ドネア戦で得たもの”を初めて披露できる試合になりそうです。ドネア選手もバンタム級によりフィットしてベストコンディションで試合に挑む筈。
前回よりも更にハイレベルな試合になることは間違いありません!